極楽寺山(標高693m)山頂広場を過ぎて遊歩道を進んで行くと休憩広場があり、広場口にかつての山境とみられる石塚があるが現在は数メートル離れたところに境界杭がある。昨日紹介した坪井大池の脇には石積みがみられる。以前に親からこの池のそばに人家があったと聞いたことがあり、昭和40年代前半ごろの探訪時には石臼が残っていたが今回確認することが出来なかった。
坪井大池上池の東側、廿日市市・広島市界の尾根筋を歩いていると663峰北端に陸軍輸送港域第二区標石が残されている。このような標石は極楽寺山系から野貝原山系にかけて8基確認することが出来る。同じ尾根筋に機能はしていないような何らかの表示施設がみられたが何であろうか。