宇佐神宮のかつての表参道(勅使街道)には屋根付きの優美な呉橋があり、呉橋前には鉄鳥居の沓石が残されている。看板表示に鉄鳥居とあったので鋳造の鳥居かと思ったが木部を青銅板覆いであったようで、寛保3年(1743)に建立されたが戦時中金属類回収令により供出して沓石のみ残されたようである。参道の神橋を渡ってすぐの左側に壕を巡らせた大宮司屋敷があり、以前の神主表札が掛かっていたが荒れ気味である。鎌倉末期頃、宇佐氏が宮成家、到津家の2家に分かれこの2家が交互に大宮司職を継いでいたようで、戦後は到津家が継承し祭祀を行っていたようであるが・・・
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