天神山にある正覚院の鐘楼に掛けられている梵鐘で、銘文によると天明6年(1786)8月25日に山田治右衛門藤原貞運が鋳造している。山田貞運は廿日市の鋳物師であり、山田家は代々庄屋も務めており昨日紹介した廿日市本陣役も務めていた。山田貞運の鋳造作品はこれ以外に確認することが出来ず、この頃以降から鋳造作品は少なくなっており鋳造活動は衰退していったようである。
天神山にある正覚院の鐘楼に掛けられている梵鐘で、銘文によると天明6年(1786)8月25日に山田治右衛門藤原貞運が鋳造している。山田貞運は廿日市の鋳物師であり、山田家は代々庄屋も務めており昨日紹介した廿日市本陣役も務めていた。山田貞運の鋳造作品はこれ以外に確認することが出来ず、この頃以降から鋳造作品は少なくなっており鋳造活動は衰退していったようである。
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