臭い。

サンバー。
駐車したときガソリン臭いことがあって気になっていたのだが、原因がよくわからずにいた。
先日燃料タンクのゲージユニットを外した時、サビでパッキンが浮いたようになっていたり、タンクユニット孔の跡がパッキンについてたりしたのを、一応サビ落としして、タンクユニット孔に薄く液ガス塗ったりしてみたのだが、まだ臭う。


タンクキャップのパッキンを交換してみよう。部品はまだ出た。


パッキンはこんなにヘタってたんだな。
パッキンを新品にしたら、キャップを締めきるのが大変なくらい固くなった。
スタンドとかで締め切らなくても困るから、パッキンに薄くシリコングリス塗っておいた。こうすれば、普通の力で締めきれる。


一方、タンクユニットのパッキンは、残念ながらすでに終売になっていた。


このように相手方の口の跡が食い込んでついてしまっていると、その分薄くなるわけなので、臭いが漏れる可能性はある。


仕方ないからとりあえず裏返して使おう。感心しない方法なので、よい子はマネしてはいけない。
まず、タンクユニットとの位置決め用の凸を切り落とす。


なぜそんな位置決めが必要なのかといえば、このタンクユニット取付穴5か所は不等ピッチなのだ。
だから、無造作に裏返してもこのようにずれてしまう。


不等ピッチなので、裏返すとどの位置でも穴が合わない可能性もあったけど、幸い穴が合う位置があった。


再度パッキンをクリーニング。


こないだ磨いたアース端子のタブだが、また錆びることは容易に予想できるので、


ハンダでコーティングした。


裏面も


ハンダコーティング。
これで、こないだ腐ってた取り付けナットも更新して再取り付けして、とりあえず臭いは止まっているような気がする。次に給油したときとかどうだかな。
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燃料計。

サンバー。
ガソリンいっぱい入れたのに燃料計が満タンに振らなかったり、走行中に燃料計が急に下がったり、かと思えば急に上がったりするようになった。
また燃料計のタンクユニットの接触不良あたりかな。


タンクユニット。
サビがひどい。


外した。


フランジ取り付けのM5のナットの1個がサビで崩壊してレンチが舐めてしまい、叩いて外した。


左側の金色のはタンクユニットの+端子で、右側はアース。
アース端子はなんと鉄板なので、サビサビになっている。
接触も悪くなってるから、変な指示するんだろう。


この状態だと、抵抗値は満タン状態で4Ωくらいあった。これじゃ満タン指さない。


タンクユニットの配線をショートすると、


きちんと満タンを指すから、計器は正常。


タンクユニットのサビを落としてサビ止めを塗り、端子も磨いて、抵抗値が満タン位置で1.3Ω程度になったので、OKとみて再取り付け。


口切り満タンから100kmくらい走ってる状態で、この指示になった。
いんでないかな。ここのアース端子のサビによる接触不良は4年ぶり3回目。持病だな。
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シートカバー。


サンバー。
シートのカバーが、日焼けして擦り切れて、ボロボロになっていた。


シートカバーを交換した。
前回と同じモノタロウの軽トラ用で、7年ぶりだ。
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袋。


サンバー。
フロントフェンダーが中から腐って、切れてしまっている。


左は軽く突いたら大穴になった。
ここも直さなきゃ。


右側から。
ニブラで錆びてたとこを切除した。


ニブラの切りカスはすごく小さくて鋭い。
危ないから、磁石で完全に回収しておく。


袋状になったフェンダーの中に溜まっていた、砂とか錆びて剥がれた腐れ鉄板。


フェンダー内はエアでよく掃除しておこう。
水抜きは砂で詰まっていて、かなり集中的にエア吹いてやっと開通した。
こりゃサビるわ。


ボディパネルは非強度部材なので、手元にあった白のカラートタンで作った。


裏側のフェンダーも穴が開いてたから、トタン当ててふさぐ。


燃料タンクが近くて溶接は危ないので、今回はもう、得意のキャラメルマンでいこう。
接合面に変性シリコンシーラントを塗ってからリベットで締めた。


当てたパッチを鉄色にすれば、もっと荒廃近未来感出たかなあ。まいっか。


左側。


ニブラで切り取るぞ。


バックリ。
こっちも裏までやられている。


ドライバーで指している2か所が水抜きというか通気穴だけど、やっぱり砂で詰まっていた。
ボディの袋構造の中で、結露の水とかしみ込んだ水は溜まり、湿気はこもっていたことだろう。
困ったもんだ。


裏フェンダーには、内面からパッチ当て。
外から当てるには、この部分は給油口の首とかあって難しいのだ。


かくして、無事にキャラメルマンと相成った。
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アオリふたたび。


サンバー。
こないだ燃料パイプ交換したときに書いたとおり、アオリのヒンジ周辺がグサグサに腐ってしまっていた。


左端のヒンジのアオリは、叩くまでもなく、手で突いたら大穴が開いた。
ここもサンバー1号同様、平成初期のサンバーの弱点なのだな。
1号以来、9年ぶり2回目の修理といこう。


左端にあるアオリの抜け止めボルトは、幸い簡単に外れた。


左のヒンジだけがサビで固着しているので、抜け止めボルトの穴に適当な長いボルトを入れて、溶接のアースを取る。
ヒンジの車体側(♀)に溶接機でビードを引けば、熱で固着が外れる。


外せたアオリと、分離した左ヒンジ。


アオリは、部材をスポット溶接で合わせている。
スポットは8mm。スポットカッター使えば外したくない板を無傷で残せるけど、持ってないからドリルで揉んで外そう。


歩み板用のチャンネル部と、サビで完全に分離したヒンジ。


これはなかなか復元しごたえがある。


アオリの後面側、ヒンジ上の部分をニブラで切り取る。


高さ70mmを切除。丸い小穴はスポットを切った跡。


鉄板を当てて、欠損部は適当に作って、溶接で継いでいく。点付けで十分。


こんな感じになる。
アオリの縁のガードゴムが剝がれてしまった。


ヒンジ周りの腐れ穴の復元。


サビ止め塗装。一液エポキシのサビ止めを使った。


ここで日没タイムアウト。適当に養生しておく。


翌々日。
当てた板の縁や隙間を変性シリコンシーラントでシールしてから、適当なアイボリーのペンキで塗装。


剥がれていたアオリガードも再接着。


お客さんからお金取れる仕事ではないけど、自分のクルマだから、ま、こんなもんだべ。


荷台側。
これでしばらくもつはずだ。
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燃料パイプふたたび。

サンバー。
サンバー1号でも腐食がひどくなって交換していた燃料パイプ、2号もやはり同じとこがサビにやられて、燃料漏れる前に交換する羽目になった。


エンジンハッチを開けて、エアクリボックスを外す。


リアをジャッキアップして、左後輪を外す。
これで燃料パイプにアクセスできる。


こないだ修理したバンプラバー。異常なし。


サビにやられた燃料パイプ。これはエンジンハッチからキャブレター前方に見える部分。
3本がクランプで一組になっていて、左から、キャブレターからタンクへの燃料リターンライン、燃料ポンプからキャブレターへの燃料サプライライン、タンクからキャニスタへのペーパラインだ。


タンクからの燃料は、白く見える燃料フィルターを通って、金色に見える燃料ポンプでキャブレターに送られる。
キャブレターなので要求燃圧が低いから、錆びた配管がパンクして燃料が大噴出、というほどのことはまずないだろうけど、燃料が漏れるのは火災の元だから、漏れる前に手を打つのだ。


燃料ポンプのさらに上、エンジン前方の隔壁に、燃料パイプがスナップインで固定されている。


燃料パイプから燃料タンクへのホース。リターンとペーパのラインだ。


新品の燃料パイプアッシ。クランプやホースまで含めたセットで出る。
前回は7000円以上、と書いていたが、今や税抜き8000円くらいする。
パイプには一応塗装しておいた。


新品を見ればどこで車体に固定されているかわかる。
内張りクリップリムーバーでこじってスナップを外す。再使用しないから破壊しても気にしない。


隔壁への固定部もこのとおり。


タンクへのホースを抜いて、


ゴミ入らないようにすぐ養生しておく。


パイプをまるごと上から抜くのだが、どうしても引っかかる。


4WDバキュームソレノイドの固定を外さないと抜けなかった。


新旧の燃料パイプ。


塩害恐るべし。
塩害のことを考えていない時代のクルマだから、クーラントのパイプも同様だったが、塩害には無防備なのだ。
クーラントのパイプはステンレスの対策品になってたけど、燃料パイプはどうなのかな。


それにしても、漏れなくてなによりだったな。


あとは新品を元通り取り付けるだけ。


ホースも接続。


燃料フィルターもついでに交換しよう。


交換。
これでしばらくは心配ないだろう。
いやそうでもないか。


1号と同じようなタイミングで、アオリも腐食崩壊してきているのだ。
車体も塩害に無防備だからな。次はこれ直さなきゃ…。
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こっちのエア抜けは正常。


冷却系統エア抜きパイプを交換して、サブタンクをFレベルに補充していたサンバー。
2日ほど通勤に使ったら、サブタンクの液面が下がっていた。
でも、パイプ交換で作業中にけっこうクーラント抜けてたから、運転で系統にできてしまっていた空間のエアが抜けるとともに、抜けてた分のクーラントがサブタンクから系統に吸い戻されたわけで、正常なのだ。


サブタンクに再補充。
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バンプラバー。


サンバー。
台座が崩壊してもげてしまってたバンプラバー、新品が届いた。


あれ? 取り付けはネジじゃないのか? と一瞬思ったけど、ゴムのキャップが被ってただけだった。
ネジはM10x1.25。
相手になるナットは、手持ちを探したら、運よく新品を持ってた。


コイルスプリング上下のシートゴムも入手。


リアをジャッキアップして、後輪を外す。


小さいジャッキで一度少しサスを縮めて、リアショックを片方外し、ドライブシャフトも抜いてから、リアアームを思っ切り下げて、スプリングを外した。
スプリングのエンドの位置をマークしておく。


バンプラバーの取り付け面は、コイル上端側の受け皿の縁から30mmくらい。
基準位置の選択がアレだけど。


もげたバンプラバーマウントのサビを叩き落していったら、底も抜けてしまっていた。


適当な鉄板で底を作って、溶接。
押さえてるのはバイスプライヤのクランプ。
溶接するこの部分のすぐ内側には燃料フィルタやポンプ、すぐ前方には燃料タンクがあるから、白い防炎シートで養生している。おかげで狭くて溶接やりづらかった。


バンプラバー側の取り付け面は、直径50mm。
ちょうど単管の端材があったので、少し切り取って使うことにした。


単管の蓋になるマウント面は、3mmくらいの端材を単管に合わせて切って、真ん中に穴をあけて、M10x1.25のナットをありあわせのジャンクボルトで締め付けて、溶接する。


作った蓋を単管に溶接して、とりあえずサビ止め。


焼けちゃうんだろうけどな。


取り付け面が皿の縁から30mmになるように調整してから、車体側に作った底に溶接。
いろんな方向からショックレスハンマーで結構強くぶっ叩いてみたけど、大丈夫そうだ。


再びサビ止め塗って、黒塗装。
バンプラバー側も黒のサビ止め塗っておいた。これは少しだけねじ込んで乾燥中。


塗装が乾いたらバンプラバーを締め付ける。
バカデカサイズのレンチはなかなか持ってないしあっても超高価だから、こんなモーターレンチ1本持っとけば便利だ。


コイルも錆びてたから、サビを落として塗装。


コイルスプリング上下に新品のシートゴムを嵌める。
上下で巻きのサイズが違うから、間違う心配はない。


あとは組み立てて完成。
ときどきにわか雨に見舞われたりして写真が飛び飛びになってしまった。
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お前もか。

サンバー。
スペアタイヤ点検したら、春にタイヤ交換の時エア張ったのに、もう完全に抜けている。


エア入れて石鹼液吹いてみたら、収納時に上になる表側のビードのほぼ全周からエアが漏れていた。
タイヤの跳ね上げる塩水が凹部に溜まって、ホイールがサビてボコボコになって、気密が保てなくなったんだな。
融雪剤の塩にやられるのは車体だけでないのだ。困ったもんだ。もう路面凍ってていいことにしない? ダメか?


それが証拠に、裏面は漏れるほどサビてなかった。
とにかく、これじゃうかうかパンクもできないし、かといってこのホイールが復活できるかどうか。できたにしてもやたら大変なのは想像がつく。


で、サンバー1号に履いてたホイール登場。
移動ポールの台座にでもすれば、と仕事場にくれてたんだけど、幸いまだ残っていたので、持ち帰った。


ビード部もキレイ。


エアバルブは一応交換しとこう。


スペアに履いてたタイヤはとりあえずほっといて、サンバー2号購入時に履いてたのがパンクで3本になってしまっておろしていた、JAサンバー純正タイヤのブリヂストン604Vを組んだ。
古いタイヤだけど、エア漏れチェック異常なし。
スペアなので、積載時の300kPaにエアを詰めておく。


気休めに、上になる面のビードと、ホイールのリムとディスクの合わせ目に、スリーボンドの1105を流しておく。
あ、テーパーナットの座面もサビるんだよな。後でなんか塗ってカバーしとくか。
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冷却系統エア抜きパイプ。


こないだ漏れを発見してしまった、冷却系統エア抜きパイプ。




荷台のビードの裏に埋まるように配管されていて、パイプの耳が2か所で荷台に点溶接されていた。
荷台を外さないと交換できないという、なかなか難儀な作りだ。


荷台裏の補強材の隙間を通る部分は、パイプにゴムホース割ったのがはまっていて、径を測ってみたら17mm弱くらいはありそうだった。


ということなので、内径7.9mm X 外径16mmのゴムホースを調達。


パイプのラグの溶接、1か所は簡単にちぎれた。


もう1か所は切断して、パイプも途中で切断。
パイプを荷台の下から叩き出して外した。


上流のホースはピンチしている。


エンジン側のホースを抜こうとしたら、これまたパイプごと折れた。


ホースから抜き出した、折れたパイプ。
腐ってわやになっている。コイツは調達してないぞ。


と思ったら、このパイプ、サンバー1号のエンジン交換したときに、外して保管してあったのがまだ残っていた。
これを使おう。


1号のパイプを、管の内外を洗ってエアで乾かしてから、サビを落としてサビ転換剤で処理後、サビ止め塗装。


エンジン側のエア抜きパイプを、1号からの中古品に交換。
銀色のやつがそれだ。


一方、パイプが通っていた荷台の隙間に、悪戦苦闘しつつホースを通した。
隙間に対しホースがキチキチだったから、エンジンルームの前あたりはかなり苦労したな。


荷台下からエンジンルームへのホース。


前は既存のホースにジョイントを介して接続。


サブタンクのクーラントを補充。
サブタンクのクーラントが減ってたのは、腐ったパイプからじわじわ漏れ出ていたせいだろう。漏れが少しだと熱ですぐ乾くから、なかなか気づかなかったんだべな。
試運転して、漏れがないことを確認。
リアサスは部品まだ来ないけど、積載しないで段差に気を付ければ一応走れるようにはなった。
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