ストッピー。


前輪を浮かす曲乗りが「ウイーリー」なら、後輪を浮かす曲乗りは「ストッピー」。
フォークリフトでしかも無人。難易度高っ。

まあ、おわかりとは思うが、氷のように固まった雪にバケットを刺してチルトアップしようとしたら、雪が堅すぎてびくともせず、逆にケツが浮いたのだ。
このあと一旦バケットを抜いて、もう少し上に刺し直して、要は小分けにして崩すことで事なきを得た。


欲張って大きな雪塊をひっぺがすこともできるが、このとおり、前は見えなくなる。
当然前には走れない。
積載限界どころかやや超過気味なので、前に走ったりしたら、ブレーキかけただけでホントにストッピー状態になって危ない。


大きい塊をはがすと、断面に積雪が層になって見えた。
今年は積雪がなかなか融けないので、かなりきれいな層になっている。
下のほうの層は、ほとんど氷並みの堅さと密度になっている。
これは地表の積雪だが、屋根の積雪でも同様になる。こんなのが屋根から落ちてきたりするのだ。くわばらくわばら。

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鞘。


塩ビ配水管で作って使っていた、米軍鉈の鞘。


数年使ってるし、寒いのもあるのだろう、鯉口が割れてしまった。


先端もちょっと当てただけで欠けて、刃先が覗けてしまった。


なので、二代目を作った。
材料は同じ、VU50。初代のを作ったときの残りだ。


成型後。
例によって、ハンドルのヒルトに相当する部分を、鞘の弾力で軽く押さえるようにしている。逆さにして振っても簡単には落ちない程度だ。
刃の部分は、わざと緩く成型してある。ぴったりに作ったほうが見てくれはいいし、歩いてもカタカタ鳴らないのだが、ぴったりだと刃に渋や脂が付いたときに抜き差しがきつくなってしまうし、兵隊じゃないんだから音が出て悪いこともない。
緩めにしておけば、水やゴミの抜けもいい。
茶色のドット?


反対面には、茶色のストライプ?
そう、加熱時に焦がしてしまったのだ。
これだけの大物なので、ドライヤーであっためた程度じゃ成型できるほど柔くならない。
なので、ストーブにオープン用のシートを載せて、そこであっためていたのだが、目を離して雪かきしたりしてたら、このザマだ。
ま、成型はできたし、売り物にするわけでないからいんだけどな。
ホントは悔しいんだが。


アラを隠すため、こんなふうにしてみた。
なんちゃってストライプ迷彩なのは、要するにちょびっとずつ余って塗料棚の場所をとっているスプレーの在庫処理だ。
まあ、焦げ目は目立たなくなった。


俺は刃を上にして吊るので、こっちが体側になる。


吊り具は、手持ちのナイロンベルトの切れ端をループに縫って、本体に接着固定。
ベルトは、なんかデイパかなんかの一部だったやつだと思う。
初代の鞘は吊ると斜めになったが、これで吊るとほぼまっすぐ腿の横にぶら下がる。
藪を歩いても、ぶらぶらだから勝手に障害をスルーしてくれるし、しゃがんだときも勝手に横になってくれるからジャマにならない。
こんなもんは実用の消耗品だから、これでいいのだ。
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