リアル猫バス。


函館に行ってきました、的な写真。


函館港に面した金森倉庫の壁に、東日本大震災こと東北地方太平洋沖地震の際の津波到達高を記したプレートが、ひっそりと取り付けられていた。


函館市内で遭遇したのが、このリアル猫バス的ボンネットバス。
営業ナンバーを付けていて、「函館バス」の社名表示があった。
一瞬だったのでそれ以上のことはなんともだったが、ちょっと調べたら、「函館浪漫號」として、チャーターやイベントなどでホントに営業運行されているらしいのだ。
このページによれば、1959年式の、いすゞBX352らしい。
特別便か何かにせよ、コイツが現役であるというのはすごいことだ。
函バスGJ!!
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リサイクル。


中央付近にクラックが入って使い物にならなくなった、刈払い機の丸鋸。


シャーリングでぶった切った。
焼入れされているとはいえ、もともと鋸だから粘りがあるし薄いから、きれいに切れた。
割れてる刃なので、誰かが不用意に持ち出して使わないように、「ゴミ」とか書いてある。
でも、捨てればゴミだが再利用すれば資源なのだ。


斜めに切ったとこを砥いで、刃をつける。
色が変わるほど過熱させなければ、グラインダで荒削りしても大丈夫。


薄刃の切出小刀になった。
材質はSKS5で、元が鋸なので、目立てヤスリで削れる程度に熱処理されている。
このテの丸鋸をグラインダで目立てしたことがあればおわかりだろうが、過熱させて青く変色すると、そこだけ目立てヤスリが掛からないくらい硬くなってしまう。ピアノ線なんかもそうで、模型飛行機の脚なんかにするために曲げて形を作った後、炙って表面が黄色っぽい色から青くなったとこでそのまま空冷すると、ものすごく硬くなる。
刃持ちを重視するなら刃先だけそんな風に再熱処理するのもアリかもしれないが、そのままでも普通によく切れるから問題ない。


刃物雑誌などでよくあるアングル。
これはまだ中砥にかけたとこなので、木工用の切出しとしては、あとで仕上げ砥にかけようか考えている。
中砥で砥いだだけでもよく切れるけど、仕上げ砥でピカピカに砥げば、削ったときの木の表面がツルツルになるのだ。

なお、これ読まれた方が同じようなことを試されるのは各位ご自由だし、俺の知ったことではないが、所持を禁じられている形状の刃物は、たとえ自作でも違法になるので留意されたい。
詳しくは銃刀法を参照いただきたいが、刀剣に類する形状は基本アウトになっている。諸刃もだ。くれぐれもご注意を。
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