ハイブリッド。


SX125R。
これ見ただけでは、いつもの俺のSXみたいだ。


今回はハンドルを替えたのだ。


ここで外してあった、XT400Eのノーマルハンドルだ。
SXのそれより、幅が広くて、高くて、絞りが強い。


そいつを、かなり高く、遠くなるように、立て気味に固定した。
グリップはこないだXTから外してあった防振のにしようとしたのだが・・・。


SXのスロットルグリップは、ワイヤーを巻き取る芯にフランジがあって、そこにグリップがかぶさって嵌まる、という変わった構造なので、すんなり交換できない。
仕方ないからSXの純正品に戻した。


ハンドルが遠く、高くなったので、タンクキャップのエア抜きホースを長いやつに交換した。


キャブを気まぐれにノーマルに戻してみた。
MJは#115に替えている。


スロットルワイヤーは新品を奢った。


SXはたまにしか乗らないので、普段は物置に入れている。
ごらんのとおり出入り口が狭いので、ハンドルが広くなったら、出入りが大変になってしまった。
ライポジは少し大きくなって、俺的にはラクになってよかったんだけどな。
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縄文。

森町主催の鷲ノ木遺跡見学会に行ってきた。


役場に集合して、町のバスで移動する。
目指すのは、鷲ノ木遺跡のストーンサークルだ。


林道を登り、こんな看板のあるとこでバスを下ろされる。
ここからは徒歩だ。


遺跡のゲート前にある説明板の前で、担当の方から説明を受ける。


この遺跡は、道央自動車道の工事に伴って発見された。
道央道がほんの少しでもずれた位置に通っていれば、見つからなかったかもしれない。
なにしろ、1メーター半くらいの火山灰層の下なのだ。駒ケ岳が山体崩壊を起こした大噴火の噴出物らしい。
道央道のコースを変えずに貴重な遺跡を保護するため、遺跡の下にトンネルで道央道を通したのだが、そのトンネルは、掘ったのではなく、トンネル筐体を押し込んで作られた、というような説明も受けた。
遺跡からトンネルまでに残した地面の厚みは、わずか2.5メートルほどだという。それでいて、工事に伴う地表面のブレは10ミリ以内で、ストーンサークルの石はまったく緩みもしなかったという。トンネル技術恐るべし。分野は違うけど同じ技術屋の端くれとしては、遺跡よりそっちにカンドーしてしまったぞ。


普段は閉じられている遺跡のゲートを入る。


この看板の向こうが、土嚢に守られたストーンサークルだ。


遺跡の下に道央道。


ストーンサークル。
でかすぎて写りきらないでや。
ストーンサークルは、普段は全面を保護シートで覆われているらしい。この日は公開なのだが、一部シートが被せられたままだった。


カメラを構えたまま、学芸員さんの説明を聞くかーちゃん。
かーちゃんは、遺跡とかが大好きなのだ。


かなり大きな石が、整然と2重の円に並べられている。外側は平たい石を立てて、内側は丸っこい石をやはり立ててある。
この石は、山の下を流れる川の河口付近に同じようなものがあるので、そこから約1キロ、高低差70メートルを運ばれたのではないか、と推測されているらしい。
石ってのは見た目以上に重い。これは主に安山岩とのことで、調べたら標準的な比重は2.2-2.9、だいたい2.5前後とのこと。
大き目のやつをざっくり50センチの球とすれば、重さは65キロ以上。現代人なら、これを抱えてこの山を登るのは難しそうだ。


この石の列の切れ目は、サークルへの出入り口と考えられているらしい。


緑色に見えるのは、発掘のために切った火山灰層の切り通し。
凄い厚さだ。発掘もゆるくなかったべな。
黒土の地面は、縄文の地面だ。


サークルのすぐ外に、もっと小さく円形に窪んだところにシートがかぶっていた。
ここは、竪穴の墓の跡ではないかと考えられているらしい。


高齢者を中心に、結構な人数が参加した。


ウチは、参加者の中では小学生らしき少年に次ぐ若さ。
俺と、かーちゃんと、夏休み中のムスコが参加した。
見学会は時々あるようなので、興味のある向きは森町教育委員会に問い合わせればいんでないかな。
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