内側から破裂するように。

北斗神拳ではない。


今朝。
風雨が強く、予報では午後は猛吹雪と出てたし、その後の予報もずっと冬の天気になったので、コドモたちのチャリも冬眠に入れることにした。
で、チャリどもをテント物置にしまってから勤したのだ。
この時点では何事もなかった。
仕事に行ったら、予報どおり、今日は昼過ぎを中心に、南から南西のものすごい風が吹き荒れて、大丈夫かな、と思ってはいたのだ。

退社間際になって、かーちゃんからメールが来た。
「物置がヤバい」


急いで帰りたかったのに、路面はブラックアイスバーンでエライことになっていた。
ビビリまくりでなんとか帰り着いて、物置を見たらこのとおり。
後幕が中からはじけたように垂れ下がり、屋根も半分めくれている。
写真左側が南で、出入り口になっている。

出入り口の隙間はそんなに大きくなかったのだが、そこからの吹き込みの圧力で、面積の大きな後幕はものすごい力を受け、外へはがれてしまったのだろう。
後幕が外れる際にパッカーも道連れにしたのだろう、屋根の後幕側は固定を失い、フリーになってしまったのだ。
幸い、かーちゃんが、雪の中に飛び散ったパッカーを探し出して、ほぼ回収してくれていた。
なお、骨組みは異常なし。

ほっとくわけにもいかないから、暗くなってまだ風が強い中、写真のように作業灯を照らしつつ、なんとか屋根を復旧した。
後幕を付けてみたのだが、やはり風圧でパッカーごとはじけて、外れてしまう。
風はほぼ西風に変わっていて、物置からすれば横風。しかも隣の物置小屋方向からの風なので、屋根だけでもそんなに内部に吹き込まない角度だ。
試しに屋根の下でタバコに火をつけてみても、ライターが消えることもなかった。
なのに、後幕は派手に外に膨らんで、パッカーごと吹っ飛んでしまう。

どうも、後幕を横に吹きぬける風の流れが強くて、後幕が吸い出されてしまうようだ。
負圧というのはバカにできない。まして面積の大きい後幕ならなおさらだろう。


ということなので、応急処置としては、後幕をなしにして、出入り口も開いて縛り付け、屋根だけにしたのだ。
後幕は中のチャリにかぶせた。
薪用にとってあったアカシアの丸太を重石にしてある。
屋根、もつかなあ。風は収まってくるらしいけど。
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