持って帰れ。
長らく家に置き場所がなくて、仕事場の倉庫の隅に置かせてもらっていた、ジープの予備エンジンと、サンバーの降ろしたエンジン、それと、取引先のヒトからもらってしまった古い不動のカート。
仕事場の好意に甘えて置かせてもらっていたのだが、好意も限度にきたというか、会社が換わってしまったりなんかで、出さないわけにいかなくなった。
テント物置も、倉庫整理の一環で出たやつをもらったものなのだ。
で、テントも建てたので、ついにウチに搬入することになったのだ。
これは軽トラへの積載状況。
ジープの予備エンジンはいろいろ部品を取ってだいぶ軽くなってるから、まあ積載ギリギリあたりだろう。
たぶん。
カートとサンバーエンジンはテント内へ。
カートは横に立てて、エンジンで支えた。
どっちもなんとか持ち運べる重さだから、まあなんとか運び込めるのだ。
ジープのエンジンは、軽くなってるとはいえ、さすがに持ち運べない。
カエサルのものはカエサルに、ジープのものはジープに。
ということで、ジープの荷台に載せることにする。
テールゲートのヒンジが固着していたので、ボルトを外してテールゲートを外す。
ボルトも齧ってたが、炙ってなんとか外した。
サンバーとジープの間に、バイクの積載用に作った歩み板を渡す。
金太郎ことハンドウィンチで、エンジンをサンバーからジープに引っ張り移すのだ。
この段階では、ロールバーにアンカーをとっている。
荷台に入ったらロールバーからでは引けなくなったので、シートの脚にスリングチェーンを巻いてアンカーにする。
もつべ。
たぶん。
んーもう限界か。
これ以上前にはアンカー取れそうにない。
それにしても重いな4DR5。
ラスト20センチくらいは、タイヤレバーでこじり上げて押し込んだ。
結局力任せ。
作業完了。
双発ジープだ。
嘘だけど。
このエンジンからは、ヘッド、ピストン、ウォーターポンプ、噴射ポンプ、その他いろいろ外されている。
ヘッド割れたりした時のドナーになったのだ。
でも実は、シリンダライナはこっちのほうが程度がいい。今のエンジンは、ヘッド割れでクーラントがシリンダに入り、ライナが錆びているのだ。
載せ換えて組み直すか?
そのうち。