折れ角。


同僚のハンターから、エゾシカの角をもらった。
同僚が別のハンターから、ナイフの柄にでもすれば、ともらったものらしいが、いらなくなったらしい。


付け根辺りから枝分かれしている、いわゆるケンカ角の先端。
折れて、断面の髄みたいのが見えている。


下から2番目の枝分かれで、角の主幹も枝も折れている。
エゾシカの角は、よほどの若いシカを別にすれば、三叉四尖って、3つの枝分かれと4つの先端がある。
角は大きいほうがエライらしい。大きい角のやつは、一番下のケンカ角の下にも、太い主幹が伸びていたりする。


前からみるとこんな感じになるはずなので、この角は右の角だな。


角の付け根のいわゆるクラウンをそのまま生かして柄にする場合、一般に、右の角は右利き用に向いているという。
ただ、エゾシカはケンカ角があるので、柄にするときはケンカ角を削り落とすのが一般的のようだ。
この角は、太さは鉈やボウイナイフにもいい感じに太い。
クラウン部は鉈の柄にして、残った太いとこはボウイナイフの革ワッシャと入れ替えて使うとかかな。
しばらく眺めながら、どうするかゆっくり考えよう。
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追加。


薪割り。
衝撃が加わるから、使ってるうちにどうしても頭が緩んでくる。
ガタがなくなるまで刃を下げたら、柄がだいぶ飛び出すことになった。


飛び出した部分をカットして修正。


今日薪にしたのは、伐採後数年、山中に放置されていたのを、今年回収してきた、ニセアカシア。
樹皮の下はすぐ虫に食われるので皮はなくなっているが、中身はキレイな黄色のままだ。


割ってもキレイ。
放置されている間によく乾いてるから、このまま焚ける。


枝分かれの部分も、うまく割ればこのとおり。


昨日とは別の薪デポにも、再び薪が積みあがった。
雨に降られたからちょっとしかできなかったけどな。
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