荷台シート。
荷台に、竹の骨。
後ろアオリに引っかかるように、竹の端を切り欠いている。
針金を巻いてるのは、割れ止めだ。
二脚は荷台の角に突っ張って、前端は後ろ窓の縁あたりに突っ張る感じ。
脚と背骨の竹の結合は、至って適当だ。
てっぺんに飛び出ているボルトに、シートのハトメが入るようにしている。
エステル帆布の、いわゆるトラックシート。
背骨のボルトに合うように、ハトメを新たに打った。
冬はコイツがないと、荷台が雪で使えなくなるのだ。
いや、使えなくはないけど、残った雪がしばれたりして、使いたいときに使えなくなるのだ。
エステル帆布のシートはものすごく丈夫で、もう数年も使っている。
値段は高かったけど、値段だけのことはあるぞ。
荷台のロープフックが錆びてもげたので、ステップ穴にロープを通した。
ここは、荷台に登るときに爪先を突っ込むための穴だ。
シートより荷台本体の耐久性の方が心配だなこりゃ。