焼き付き。


仕事場の機械に使われていた、マイクロスイッチ。
作動部分の位置検出と回路切り替えに使われる。
スイッチ不良の疑いが強かったので、分解してみた。


このスイッチには3つの端子があって、写真の右側の上がNC、下がNO、スイッチの下の端子がCOM。
NCは、マイクロスイッチが押されていないときに閉じているべき端子で、NOは同じく開いているべき端子、COMと各端子の間は、閉じている側に導通がある。
で、ご覧のとおり、NCが開いていて、NOにCOMが焼き付いていた。
スイッチは消耗品だから、古くなるとこんなんなることがある。
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10年前のパソコン復活作戦。

このところ、時折パソコンが変な挙動を示していた。
正常にシャットダウンできなくてルート権限を要求するメッセージが一瞬出たりとか、デスクトップのショートカットからソフトが起動しないとか。
で、ターミナルからhaltするとなんとかシャットダウンできるのだが、再度起動するとfsckがかかって、メンテナンスを要求されたり。メンテナンスしてみたら、ファイルシステムになんか壊れてる箇所があって修復を求められたり。
ハードディスクは変な音してない。
で、とりあえずケースを開けてみることにした。


これはウチのパソコンの電源の基板。
画像中央のコンデンサが2個、膨れている。


コンデンサを外してみた。
ご覧のとおり、立派に膨れて、ダメだこりゃ。


容量は2200μF。
うーん、このサイズは手持ちにないなあ。


で、とりあえずの応急策。
手持ちの1000μFを、2個並列につないだ。
取り付け場所が狭いから、縦に2階建にして脚をハンダ付けして、上の脚をマスキングテープで押さえた。
容量は若干小さくなるけど、膨れて劣化してるよりマシだべ、ってことで。


基板にもなんとか収まった。


組み直して、恐る恐るスイッチ入れてみたら、まったくノーマルにさくっと起動した。
これはKona Linuxのログイン画面。10年前のマシンでもさくさく動いてキモチイイのだ。
一応このあと、正しいコンデンサを注文しておいた。マルツで1個190円。せっかくだから、ついでにいろんなサイズのコンデンサをまとめて注文した次第。
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