着々と。


ヘッドライトケースの中には、ハーネスが収められている。
同じ色のコード同士とか、同じ色や形のカプラ同士をつなげば、間違いがないようになっている。


バッテリーレスだと電装関係の作動チェックも面倒なので、小さいバッテリーをコンデンサと並列に付けてみた。
バッテリーは、YT4B-5互換とかいう、NT4B-5ってやつを、オクで安く買った。スクーターなんかに付いてるようなやつだな。
このバッテリーは平端子だし、コンデンサを並列につなぐのもあって、接続ハーネスを作っている。


電装の作動チェック。


前輪を復旧しよう。
ベアリングをグリスアップして、オイルシールを打ち込む。
サンバーのリアドラムのセンターナット用の、30mmのソケットがちょうど良かった。


ホイールにエアバルブをはめこむ。
モノタロウで買ったバルブ取り付け工具を使ってみた。これはラクチンだな。
クルマのホイールほど耳が出てないから、端材を支点にしている。


ダンロップF17は回転方向が指定されているから、注意する。


ビードに中性洗剤を塗るだけで、タイヤは手で入ってしまった。
なんて簡単なんだ。


250kPaほど入れてビードを上げる。


フロントブレーキは、ノーマルと違うようだ。
金色のスミトモだから、いわゆるヤマンボかな。


ピストン径は34mmだから、TZR250の1KTあたりに付いてた、いわゆるヤマンボで間違いないようだ。
これってラッキーなのかな。


パッドは充分だから、ピストンのクリーニングと揉み出しして、フルード入れ替えでいいか。


ダウンチューブの継目から上を、塗り直している。
わりと似た色になったんでないかな。


いい感じになったかな。


F17履いてフォークブーツも履いたSRX。
思ったより悪くないな。
フォークには、40kPaほどエアを入れてある。
フォークはエアの容量が小さいので、エアゲージを付けたり外したりするだけでどんどん圧が落ちていくから、きちんと指定の40kPaを入れるのはなかなか難しい。自転車用のハンドポンプで少し高めに入れて、エア抜き機能が付いたゲージで50kPaくらいに調整して、ゲージを外せば、まあいいとこでないかと思う。
ていうか、そう思うしかない。


とりあえず満足。


試しにエンジンかけたら、電装が変だった。
ヘッドランプが点かなくて、ホーンスイッチ押すとホーンが鳴らずにハイビームインジケータが点く。
ライトを外してチェックしたら、ギボシ2本差しの端子が緩くて、ポジションランプのアースのギボシが抜けていた。
念のため全部のギボシの緩みをチェックして、緩いやつは締め直した。
再度エンジンかけて点検して、異常無し。
小さいとはいえバッテリーが付いてるせいか、ウインカーも85点滅/分くらいで作動した。


リアブレーキのタンクを開けてみたら、熟成されたウイスキーみたいな色のフルード。
だが、リアはまだ手を付けない。


タンクのケツを浮かせて、タンク下の燃料コックを閉じる。
これで、フレームのコックからホースを外して、タンクを外せる。


ウェビックのセールで純正部品が安いうちに、キャブを見とこう。


エアクリボックスを緩めて後ろにずらしながら、キャブを引っこ抜く。
このあたりはXT400Eと同様だ。


一番心配していた、セカンダリバレルのCVピストンのダイヤフラムは、柔らかくてキレイだった。
たぶん最近交換されてるな。
よかったよかった。


フロート室のスクリュに、オーバーフローホースのサポートが共締めされている。
メモがわりにパチリ。


フロート室を開けたら、このとおり。
汚ねえな。


フロートドレンは、サビかなんかわかんないカスで詰まっていた。
下の方に落ちている粉がそれだ。
キャブは完全にキレイにしなきゃだな。


もう一つ心配していたインシュレータは、これまた柔らかくてキレイだった。
これも交換されているんだろう。
XT400Eでトラブったとこは、これでほぼクリアかな。あとはイグニッションコイルくらいか。


アクセルの戻りが悪かったのは、スロットルチューブのグリスが固まっていたからだった。
クリーニングして、シリコングリスをシリコンオイルで伸ばしたやつを塗り直して復旧。
ケーブルの動きは良かったから、笑っちゃうくらいスコスコ動くようになった。
今日はこのあたりで時間切れ。
でも着々と公道復帰に近付いている。
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