ヒシチューブ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/71/ca52af6730b8b50e307db44703252cdf.jpg)
三菱鉛筆の名品、パワータンクスマート。
ノック式なので片手で操作でき、氷点下でも濡れた紙でも書けて、細くてゴムグリップがないから袖の細いペン差しに差しやすくて、油の付いた手で握ってもあとで拭くだけでいいので、俺の仕事には重宝していた。生産中止は本当に残念だ。
コイツの弱点は軸末端のねじ込み部。クリップになったエンドキャップのねじ込みで、肉の薄い軸が割れてしまうのだ。
これも割れてるのが、写真からもわかる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/c3/c3714698fbbe00322ceddc8397704924.jpg)
で、適当なヒシチューブを短く切って嵌めて、ひび割れを押さえて使っている。
ヒシチューブは、配線用の熱収縮チューブ。
ベースアップをベアと略すように、ヒートシュリンクを日本式にダサく略してヒシ、というのはたぶん嘘だ。
加熱しすぎると軸本体が軟化して変形すると思うから、収縮時には手加減が必要だ。
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パワータンクの替え芯は独特の太いやつで、パワータンクにしか使えない。
鉛筆くらいの太さだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/77/17e4cf6e61c005c612a41b648f70f424.jpg)
ちょうど丸鉛筆と同じくらいだな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/a7/26082827003494c5676276e4d876f226.jpg)
鉛筆用のキャップも違和感なく嵌まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/d4/6d4e58b57745eede90955b9250a324cc.jpg)
てことは、これで芯だけでも使えるんでないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/b1/e5d7adacea8e5f9f0dde1b51babbf140.jpg)
鉛筆の延長軸には、モノによってきついやつもあったけど、基本嵌まった。先端は常時ムキダシ固定式だけど、使えないことはないだろう。
でもノック式が便利なんだよなあやっぱり。
軸がダメになったらどうしよう。現行のパワータンクは太すぎるのとゴムグリップのせいで袖に差しづらいし、油付くとゴムがダメになるんだよなあ・・・。
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