キャップ。


かーちゃんのクルマに付けている、25年ほど前の、ムーンディスクIR風のホイールキャップ。
20数年ぶりに取り付ける際、キャップのスプリング爪を調整していたが、なんかよくなかったらしく、走ると車輪の回転に同期した軋り音がする。
たぶん、走行によるホイールのわずかな歪みでキャップの爪が相対的に少し運動して、爪がホイールの上を引っ掻くみたいになって、それがキャップ全体に共鳴していたんだと思う。
これがかなりの高周波の音で、騒音性難聴を持つ俺の耳では当初ほとんど聴き取れず、かーちゃんやムスメに指摘されてもまだ聞こえず、窓を開けて塀の横をゆっくり走ってやっと聞き取れた。
念のため広い公園の駐車場で、かーちゃんにゆっくり運転してもらって、俺が車外からも確認してみた。
キャップ外すと音がしなくなるから、もう間違いなくキャップからの音だ。
応急処置でホイールの爪が当たるリムに薄くグリス塗ったら、一時的に音は止まったけど、そのうちまた音が出るようになった。ちゃんと直さなきゃダメだ。


これがこのキャップのスプリング爪。バルブステムの逃がしは空いているけど、ほぼ全周に1枚当たり40個以上爪がある。
爪を、ホイールに爪が立たないように、かつ緩くないように再調整してみた。当初の調整では爪を立ち気味にしてテンションを出していたのを、爪を寝かせ気味にしてリング自体を開いてテンションを出したわけだ。
それで一応音は止まったようだ。爪の数が多いからなかなか大変だった。やれやれ。


このクルマ、クーラントを補充するサブタンクのキャップにはクーラント専用としか書いてないけど、


ラジエター本体のキャップのほうには、小さくFL22の表記があった。
FL22は緑色のスーパーLLCだ。ただでも普通の緑のLLCと見た目変わらないのに、誤注入を誘発しかねない危険な表示方法だと思うぞ。


あと、さる販売店に依頼した先日の車検で、バッテリーの容量低下を指摘された。
このクルマの標準バッテリーはなぜか2種類あって、ウチのクルマの場合50D23Lが標準になっている。
Dは少し大型のバッテリーで、ジープなんかにも付いてた太い端子のやつだ。現装備のバッテリーは積み替えられているらしく、75D23Lが付いている。
もう1種類の標準バッテリーは軽トラなんかのバッテリーの少し大きいやつで、B系列が設定されているが、電極サイズが異なるのでポン付けは難しいかもしれない。


で、指摘を受けてバッテリー見たら、バッテリーのアース(-)端子はまあいいとして、


(+)端子の絶縁キャップが失われていた。
調べてみたら、本来、バッテリー端子からスターター端子とヒューズブロックをすっぽり覆う四角いキャップがあるはずみたいなのだ。
このキャップを開いたままボンネットを閉じた形跡がボンネット裏の防音材に傷としてあるから、過去に整備したうっかりさんがキャップ開けたままボンネット閉じて、キャップをを吹っ飛ばしたんだろう。
すぐショートするような心配はないけどキモチ悪いから、キャップ付けなきゃな。
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