雑草通信。
ウチの前のカラマツ林が高くなってしまって、この時期になればもう、2階しか日が当たらない。
困ったもんだ。
春に植えたウドは、小さいながら花を付けた。
エゾヤマザクラの丸太からは、なんかキノコが出た。
食えそうにみえるが、同定に自信がないので放置している。
オオウバユリの実は熟してきた。
隣家の赤シソの種が飛んだのか、離れた草むらに出ていた。
庭のシソはこのとおり。
シソの実はうまいんだよな。
夕方、白いものがふわふわ飛んでいた。
正体はコイツ。ピンボケですまないが。
雪虫こと、トドノネオオワタムシだ。
これが群れて飛ぶと、1-2週間で初雪になるといわれている。
アブラムシみたいなヤツで、名前のとおりトドマツの根に住んでいて、翅もない。
しかしこの時期は有翅のメスが発生し、ヤチダモなどに大挙移動して産卵、冬越しするのだ。
初夏になると、またヤチダモなどからトドマツに移動するのだが、その時期は今ほど目立たないので誰も気に留めないのだろう。
これから晩秋にかけて、チャリで走ってると目鼻口耳に飛び込むし、髪の毛にも絡む。
白い綿毛のようなのは蝋みたいな成分なので、群れに遭遇するとクルマのガラスなんかも真っ白になったりする。
やいや今年ももうすぐ雪だってか。