トロリー「マラマ・ライン」でもっとも東にあるビショップ・ミュージアム Bishop Museum に行った。ロイヤル・ハワイアン・センターを9:00に出て、9:56に着いた。
カメハメハ大王の子孫・ビショップ王女が集めたハワイの美術工芸品や王族の家宝を収蔵するために建てられたのが始まり。今では太平洋地域の重要な自然と文化を伝える歴史博物館になっていて、ハワイ州最大の博物館だ。65歳以上は$30.95
ミュージアムショップを抜けると広々した芝生が広がる
市街地ははるか遠く
子どもたちが棒の先の紐におもりを付けて、けん玉のように遊んでいた。ぼーと見ていたら、次に日本とはちょっとだけ違う駒の遊びになった。日本人の影響なのだろう。
石造りの重厚な建物の入口で日本語ガイドを待つ。
ガイド説明は、カヒリ・ルームでの王族の歴史の説明が主で、後は1階をざっと説明するだけ。
近代的武器を採用してハワイを統一したカメハメハ大王。両脇のカヒリは棒の先に鳥の羽を付けた飾りで、その王の権威の象徴だった。
歴代の王の肖像とそれぞれのカヒリが並ぶ。それぞれの詳しい説明があったが、スーと、通り抜けた。
メインのハワイアン・ホールは3階建てで、3階は王族、2階は人々の生活、1階は神々にまつわる展示。
全長17mのマッコウクジラの標本
裏側は骨格標本になっている。
下の写真のように頭部が体全体の約30パーセントを占めているが、内部は空洞になっている。 なぜ?
頭の中には、「脳油」が入っていて、潜水するときには、脳油袋の中を通っている2本の鼻の穴に冷たい海水を入れて脳油を冷やす。すると比重が大きくなり、おもりになって深くもぐる事ができる。
逆に、浮かび上がってくるときには、脳油袋の周りの細かい血管に、温かい血液を送り、脳油を温め比重を小さくして、浮かび上ることができる。(鯨と海の科学館より)
ぶっとい骨!
1階にある昔々の神聖な場所。発掘され、再現した。
神の像とかやぶき状の家屋
木を叩いて編んで作った布に鳥の羽を刺して作る
膨大な手間がかかっただろうマント
大昔のワイキキとダイヤモンドヘッドの絵
トロリーは観光名所を止まりながら帰るので、パチリ、パチリと。
ハワイ州庁舎
正月は混雑するというハワイ出雲大社。ここは運転手がコンビニで弁当購入のため10分停車。
イオラニ宮殿を見るカメハメハ大王像。ここは5分停車。
カメハメハ大王像。後ろは裁判所などが入るハワイ州政府事務所
イオラニ宮殿