吉祥寺駅南口から徒歩2分の場所にあるカフェ「ゆりあぺむぺる」(Instagram)へ入った。武蔵野市南町1-1-6。
店名は、宮沢賢治の詩に登場する「ユリア」と「ペムペル」という登場人物に由来している。1976年創業で、鎌倉にも店がある。
やけにクラシックと言うより、古くさい店だなと思って入ることがなかったが、もうどこでもいいから一休みしたいということで、緊急避難。
入ると、暗くて足元が不安。床が何やらわざと凸凹していて、おまけに途中で段差がある。暗い中良く見ると壁も古い煉瓦で、天井には太い木のはりが。
今時、食器棚には整頓された古めかしいカップ。スピーカーやレジなどもかなりな時代物。
アールヌーボーだというレトロなランプがやさしくというか薄暗く灯り、クラシカルなレトロな別世界で、非日常空間。人によってはおしゃれな空間と感じて、ハマる人もいそうな怪しげな雰囲気。メニューもレトロものが多そう。
私が頼んだのは、ベーコンときのこのクリームパスタ
相方は玉子とクリームチーズのサンド
私はコーヒーで、
カップは、「Rosenthal CLASSIC ROSEローゼンタール クラシックローズ」
相方はアッサム紅茶
ソーサーも今時珍しい時代物のセーエー陶器
セーエー陶器(瀬栄)は1896年設立の老舗陶磁器製造会社だが、2014年に破産。
中年のお客が多かったように思う。私のようにホンマモンノの年寄りはこのような店にはたまには来ても、たびたびは来ないのではなかろうか。