hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

チャイナタウンの中山公園、孫文古典中国庭園へ

2007年07月01日 | バンクーバー

SkyTrainのBurrard駅から一駅だけ乗ってStadium駅へ行き、Chinatownの中山公園へ行った。

購入済みの回数券の1枚を青色のTicket Validatorに差込、有効化する。券の裏側に有効期限の時間(90分後)が印刷されて出てくる。



SkyTrainは駆動や制動をリニアモーターカー行う方式で、コンピュータ制御の自動運転である。世界最長距離の無人、コンピュータ制御の電車だ。



Stadium駅の先の方の階段を降りて Abbott St.を北へ数分行くと、Pender St.に出る。このPender St.を東に行くと、中華門があり、ここからがチャイナタウンだ。



徐々ににぎやかになってきて、いろいろな小さい店がゴタゴタと並ぶ。見たこともない中華食材、薬材が店の外も、中にも一杯の店が幾つかある。



昼飯にしたいが、どの店が良いか、まったく分からない。小さな門構えだが、玉龍軒という店を外からのぞくと満員の盛況だったので入った。写真付きメニューと、オーダーする品名に個数を記入する紙を持って来た。分からぬながら、漢字でイメージが沸く飲茶を頼んだ。プリプリのエビなどおいしく、ほぼ全品正解と言えた。5品ほどで$23なら安くて美味いと言える。



もう少し進み、Pender St.とMain St.との交差点あたりに来ると、最もにぎやかな場所となる。
なお、南北に走るこのMain St.の東側がEast Vancouverで、西側がWest Vancouverになる。もっとも繁華街はそのほとんどが、West Vancouverにある。Pender St.もきちんと言うと、東側はE. Pender St.で、西側は W.Pender St.となる。

Main St.を走るトロリー・バスが、架線からトロリーホイールが外れ、運転手がバスから降りて、ポールを架線に掛け直していた。子供の頃に都電で見た光景を思い出した。



Pender St.を西へ戻り、Carrall St.を左折してすぐの中山公園へ行った。中国の国外に初めて造られた完全な古典中国庭園で、明朝に蘇州で完成された古典的庭園方式を手本にしている。蘇州から52名もの専門家が来て、1986年に完成した。
中山公園は、別名、サン・ヤット・セン中国庭園 Dr. Sun Yat-Sen Classical Chinese Gardenだ。中山というのは、中国革命の父と言われる孫文Dr. Sun Yat-Senの別名だ。孫文は中国国民党を結成する前の資金集めのため、この中山公園に住んでいたという。

      

公園に西側は無料で開放されているが、東側の邸宅と庭は有料だ。あずまや、回廊、楼閣や、特異な形の岩石など大人$8.75に見合うかどうかは別にして見所ではある。

            

Hastion St.から10番、20番のバスでダウンタウンの真中まで帰ろうと思い、Pender St.からCarrall St.を北へ曲がった。とたんに雰囲気が危なくなり、歩道に目がおかしいフラフラした連中がたむろして、だんだん数が増えて来て、奇声も聞こえる。GastownとChinatownを結ぶ道は危ないと聞いていたが、Hastion St.まではと思ったのが甘かった。あわてて戻り、SkyTrainのStadium駅から帰った。



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