8月30日にアジアカップ(続)でサッカー場の内外にいた対照的な二つの階層、富裕層と貧困層について紹介した。実際のところ持つ者と持たざる者の間には巨大な富裕層予備軍がいるらしい。NRIが2003年に中国16都市に住む1万人を対象に実施した調査によると年収10万元以上の富裕層と5~10万元の有産階級層が沿岸部で1~2割になり更に厚みをましていると報告している。 年収10万元というと日本の購買力に換算して約650万円に当り、マイカー、住宅の購入から教育・レジャーの出費、投資を積極的に行う層であり、全中国に約2000万人おり更に増加している。有産階級層は4000万から5000万人おり、ローンでマイホームを買い、情報家電等の積極的な消費を行う層で、2008年の北京オリンピックに富裕層になっている可能性が高いという。地域的に見ると年収5万元以上の比率が高いのはシンセン、抗州(ママ)、北京、上海の順であった。中国に進出したビジネスはこれらの富裕層予備軍を視野に入れた戦略になりそうである。
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