大統領候補者の討論会は会場をアリゾナに移し第1回目と同じ要領で実施された。今回のテーマは内政であったが基本的に同じ議論の繰返しで新味に欠け、又もや裏番組のMLBプレイオフが気になった。 討論会直後にCNNが実施した速報調査では討論に勝ったのはケリー52%、ブッシュ39%との結果に驚いた。 両候補者のボディランゲージに注目して判断した結果、引き分けかもしくは若干ブッシュが盛り返したかと思った。決して甘く見た訳ではないが、普通の米国人が議論の内容を吟味して判断するとしたら現職有利と思っていたのだが。確かにケリーは最低賃金、失業問題等について攻勢に立ち、ブッシュは効果的な反論出来なかった。しかし、一方で堕胎やステムセル問題について、ケリーの政策がリベラル過ぎるという印象を与えることにある程度成功した。ケリーはコロコロ変わる、リベラル過ぎるというレッテルを貼るのがブッシュ陣営の作戦であったが、最終回は若干抑制気味であった気がする。討論会を総合すると、ケリーが大統領の任に堪える候補であることを示し、ブッシュ楽勝からどちらが優勢ともいえない情勢となった。 1-2日後に討論会の結果を反映した支持率が出て大勢がどう変化したか明らかになるだろう。投票日を後19日に控え今日の討論が最後で、選挙戦は最後の激しい追い込みに入る。
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