かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感14春(2)

2014-04-24 22:22:12 | 日記・エッセイ・コラム

 依然として寒暖の差が大きい。両側を山に囲まれた実家は日当たりが悪く、午前中は寒い。広い家全体がまだ温まっていないので、屋内の方がもっと寒い。冬の装いにしないと寒さで震える。直射日光が当たり始める11時過ぎまでは、サンルームも意外に寒くて居心地が悪い。失望だ。昨秋帰京した時今日を予想して、居間にそのまま残しておいた電気コタツが一番居心地がいい。

 だが昼間の陽射しは強く気温が上昇し、庭の手入れを始めると汗ばんできた。天気予報では紫外線が強くなると注意報が出ていた。半ズボンに着替えて川沿いの道を散歩すると、春風が気持ち良かった。5時過ぎに陽射しが西の山入端に隠れると急に寒くなり、又コタツが恋しくなり見たくもないテレビを見ることになる。多分、5月になると寒暖の差が少なくなるだろう。後1週間の我慢。

 昨日今日と午後暖かくなるのを待って庭の手入れをした。背丈が低いと言っても雑草だらけの庭だったので、一通り草取りをするとすっきりした。だが、サンルームを建てたことにより密接する台所とサンルーム、蔵の間の風通しが悪くなったのか湿っぽいのが気になる。そこまでは考えなかった。いずれにしても東屋の周りの目立つ雑草をとり、テーブルのカバーを取り外すと印象が良くなった。

 今日は庭の東側の隅にある二本の柑橘類の周りを片付けた。ハッサクの7割方が落果して、カビが生えて灰色になったり、カラスがつついて皮だけになったりで、酷い状態だった。いつかはやらなくてはと思いながら気乗りがしなく放置していた。やっとの思いで片付けを終わり、散歩に出かけた。堤防を歩くもう一人の長老の奥さんに出会い帰って来たと挨拶すると、草取りに帰ったのかと笑いながら聞かれた。今のところその通りだ。

 一昨日家内から長男の嫁の様子を聞いてやれと連絡があった。上の孫が胃腸炎で3日間まともに食事をとっていない、嫁さんは経験がなく心細い思いをしているようだ、長男は多忙で夜遅いらしいと。直ぐに電話すると彼女の声は思ったより明るいし、その日は長男が早く帰って来る予定という。だが、電話の直前に孫は戻したらしい。田舎から元気付けるぐらいしか私に出来ることはない。東京にいたとしても何もできないし。

 ラジオでローカル番組を聞いていると凄いニュースを聞いた。69歳が運転する車が92歳の歩行者をはねて死なせたという。歩行者は赤信号を渡っていたという。もう一つが62歳が運転する軽トラックが死角に入った78歳の自転車をひっかけたという。事故に関わった人たちの年齢を聞いて衝撃だった。普通なら気にする性別はどっちだったか記憶にない、年齢だけが印象に残った。凄い時代になった。次のニュースが私にならないよう気を付けなければ。■

コメント
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