かぶれの世界(新)

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自宅新築(5)

2016-02-09 22:28:37 | 日記
やっと仮住まいへの引っ越しが終わった。今月2日にUR住宅(旧住宅公団)の部屋の鍵を受け取って引っ越しの号砲が鳴った。その日のうちに家内の軽自動車に段ボール箱や小物を載せて自宅と仮住いの間を2往復した。翌日から引越屋は3日と7日の2回に分けて大物の家具と段ボール箱を運んでくれた。その間に私は軽自動車をフル回転して荷物を運んだ。

地元の業者が融通を利かせて2日に分けて荷物を運んでくれたお蔭で、荷造りと荷物の自主運搬作業が思ったよりスムーズに進んだ。一人の時でも私はフル稼働で運搬作業に集中でき、結果的に少し無理をしたかもしれない。結婚時に持ち込まれた家内の洋ダンス・和ダンス・整理ダンスは全て廃棄した。女友達によると一般論として「女は思い切りが良い」という。一方、外材を使った私の安物のタンスは捨てられず、これまた引越屋が融通を利かせて中身を入れたまま新居に運び込んだ。何もすることなく本当に助かった。

その間も家具や衣料品の廃棄が頭に残っていたが、心配していたよりスムーズに処理できた。残った粗大ゴミは一度経験していたので市のリサイクルセンターに持ち込み難なく処理できた。息子のパソコンやゲーム機はハードオフでタダ同然で売った。家内がオフハウスに持ち込んだ和服などの衣料品はバカみたいに安かった。昨年買ったというコートはシーズンが終わりなので10円と言われ、家内は何点か持ち帰ることにした。

家に残された家具や鉢・バケツなどあらゆる不用品は引越屋と建築会社の連携で処理できた。先ずは2回目の引っ越日に引越屋が廃棄する家具等を整理して出してくれた。翌日には施工主の建築会社が社員3人を派遣して取引先の産廃業者と一緒に、玄関前に出された不用品に加え旧宅内と庭を点検しプラスティック製品から鉢等あらゆるゴミを全て処理してくれた。解体前までにどうするか悩んでいたゴミの処置を一挙に解決してくれた。

遡って殆どの荷物を仮住いに運び込んだ日曜日の午前中、家族揃って昼食をとりにすぐ近くの商店街に向かった。商店街の半分近くはシャッターが下りて通りは閑散としていた。殆ど選択肢が無く仕方なく小さなお好み焼き屋に入った。3ヵ月前に開店したという店主によると10年前頃までは通りは買い物客で一杯だったというが、最近はめっきり買い物客が減った。団地の住人が減り老齢化した為だという。それを聞いて少し残念だった。

ともあれ仮住まいのUR団地は鉄筋コンクリート9階建て14棟ある広大な敷地にある。我家は再度の引っ越しを考えて1階の部屋を選んだ。居住環境は民間マンションと遜色なく、棟間の庭が広く毎日手入れをする沢山のシニアワーカーを見かけた。部屋は最新設備にリニューアルされ、我家の半分の広さだが暖房無しでも暖かく快適だった。最初の2日間は環境の変化で寝苦しかったが、3日目は一度も目が覚めず快適な朝を迎えた。

とは言えこの2週間の引っ越し作業で頑張ったせいか、体はすっかり疲れ切っていた。引越屋の担当とか家族に頑張り過ぎないようにと言われていたのだが。今日午前中にママさんのバドミントンクラブの練習に参加した時、足が棒切れと言うより枯れ木みたいで全く動けなかった。こんなに酷いのは初めての経験だ。動けないのは年令のせいもあるが引っ越しの疲れの為で、次回までに回復していることを祈りたい。■
コメント
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