かぶれの世界(新)

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キレやすい老人

2016-02-22 19:19:32 | 日記
「きれてる?」 「きれてない!」 というやり取りが笑いを取っているをTVで見たことがある。だが、私のは笑えないかも。

今日、市役所の窓口で長々と待たされてキレタ。マイナンバーの通知を受けネットでカードを申請したが、まだカードが出来たと通知が来てない。この通知は転送不可で郵送されてくるという。私は2週間前に仮住いに転居したが、短期間の仮住いなので考えた末に住所変更せず郵便の転送を依頼した。問題が起こるのは分かっていたので市役所に電話し、手続きをしてマイナンバーカード通知を仮住所に送って貰うことにした。

今日その手続きに市役所に行った。11時半ば過ぎだったが総合受付のロビーは種々の手続きに来た人達で溢れていた。10分かそこらで私の待ち番号が呼ばれ、窓口の中年女性に上記の説明をするとそんなこと出来ないというそっけない返事。XXさんに電話で事前に相談して手続きして頂くことになっていると、別の番号札をくれ彼を呼ぶから待てと言う。

それからが長かった。40分程度たって待ちきれずロビーの入口の相談係りに行き、何時まで待たせるのかと聞いた。最初に受け付けてくれた女性が呼び出され、同じ質問をした。「一体どの位待てばいいのか、待ち時間が分かればその間やれることはある、このままでは無駄に時間を使うことになる、迷惑だ!」言ってるうちに激してきて、ついつい大声を出した。周りの人がぎょっとした顔で見ていた、気がする。

彼女は急に態度を変えて謝り、XX氏の都合を聞いて戻ってきて「後30分待ってくれ」と言った。私は直ぐに分かったと答え市役所を出て、昼食の材料と家内に頼まれていた買い物を済ませ市役所に戻った。ロビーに入ると長身の青年が私を見て確認し、「XXです、申し訳ありませんでした」と平謝りに謝った。

事情を聞くと役所内のネットワークに異常があって対応していたという。「それじゃしょうがない、この件は終わりにして、直ぐ手続きをしよう。」と応えた。彼は「それでも言い訳にならない、申し訳ありませんでした」と改めて謝った。私こそ大きい声を出して興奮した反省があった。手続きは予めXX氏が準備しておいてくれ直ぐに終わった。双方頭を下げて終わった。大急ぎで帰宅し昼食中に来客があった。約束の2時前になっていた。

実は二日連続でキレタ。昨日の午後家族揃って立川の台所や風呂等のメーカーのショールームに行き、備え付け品の仕様を決めた後、建設会社の担当営業と建築技師と打合せをした。最後に解体作業の進捗確認をした時、フェンスの処理が残っている旨伝えた。どうも初期の打合せで対応してくれた営業との引き継ぎがうまく行ってないと感じて確認を依頼した。実はこの時にも思わず大声を出してしまった。

というのはやり取りの最中に家内が割って入って、私の主張と矛盾するような発言を何度かした。彼女は話題が自分の知っていることになると、私が交渉中だということを忘れてついつい口を挟む習性がある。しかも昨日は間違った情報だった。仮に正しい情報でも手持ちの手札を切る順番を考えて交渉しているのにだ。お金に関わる微妙な問題の交渉をしている時だったので、思わず家内に「黙ってろ!」と怒鳴った。

周りの人の驚いた顔が一瞬目に入った。何でこう簡単に頭に来るのだろうと思った。キレやすい老人が問題になっているが、私もその一人かも知れない。しかし、分かりのいい老人のままで市役所の対応がそのままでは困るし、家内の無責任な発言も困るしなー。■
コメント
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