かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感2017(5)

2017-08-07 21:23:09 | 日記
「分かる~」とバドミントン仲間のオバサン達が声を揃えて言った。東京から息子家族が顔を見せ数日滞在後に帰って行ったと彼女達に報告した時、「息子の嫁さんが台所を綺麗にしてくれたが、一度も料理せず外食するか冷凍品を食べた。その前に来た家内や娘は台所を使って料理したのに」と言った時のことだ。その微妙な差を彼女達は体感として理解したようだ。

何年もそうやって来て僕は全然健康だよ、なんてのは言い訳になってなかった。私も分かっている。兎に角台所は綺麗になった。まな板は表も裏も真っ白になった。「どっちが表か分からなくなった」と冗談を言うと嫁さんは笑ったが、料理する気にはならなかったようだ。私も押し付けること等一切しなかった。

台風5号が来る前の暑さは“70才の老体”には厳しかった。其の2,3日前は我慢できず遂にエアコンを使った。なるべく自然に夏の暑さをやり過ごそうとしたのだが、テレビ報道通りに独居老人が熱中症になったのでは笑えない。同時に昔使っていた御簾(みす)を引っ張り出して玄関や2階の窓にぶら下げたが効果は気持ちだけ、夕立が来る度に三脚に乗り御簾を取り入れの繰り返し、返って汗をかいた。台風で気温が下がり救われた。

先週金曜日に近所のY さんが車で乗り付けて来て、堤防沿いの我家の畑の雑草を何とかしろと詰め寄ってきた。雑草が伸びると虫が出て来て稲作に影響を与えるからだという。10年以上クレームがついたことはない。実際その隣には私が所有している田んぼを貸して稲作をして貰っているが、そういう指摘を受けたことはない。彼は若干神経質な所があるが、基本真面目に“くそ”が付く男だ。得意の笑ってごまかせる男ではない。

高齢化が進む集落で稲作が出来なくなり比較的若い彼が請け負い、真面目に稲作をしようとして隣の畑の雑草が気になったのだと思う。私としても雑草を伸ばしっぱなしは良くないし、集落内でもめ事を起こしたくないとも思っていた。市の農業委員会に相談をすると年1,2回草刈りすればダメとは言えないとのことだが、市のシルバー人材センターに草刈りを安価にやってくれると紹介してくれた。

私も草刈り機は持っているが、庭だったら出来ても狭くとも畑となるとプロの仕事、話は違う。真夏のバドミントン練習は出来ても“70才の老体”に真夏の畑の草刈りは出来ない。数年前に頑張ってやった翌日から血圧が急上昇して怖い思いをした。明日係りの人が来て現地を見て貰うことにした。やることが次々と出て来て田舎暮らしものんびりできない。■
コメント
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