かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

田舎暮らし雑感2017(6)

2017-08-13 17:13:17 | 日記
朝食を終わりのんびりテレビを見ていると、突然玄関のドアが開いて和尚さんが入って来た。棚経だという。14日とばかり思っていた。2日前に母の新盆のための棚に先祖の位牌を仏壇から取り出し追加していたので、一応格好は付いたがお布施の準備等はしてなかった。

急いで書斎に上がりのし袋にお金を包んだ(この辺では相場は3千円で、千円札3枚を見つけホッとした)。「お布施」の漢字が直ぐに出てこず慌てた。お茶の用意も出来ず古い位牌の処分や過去帳の追加を確認すると和尚はそそくさと返って行った。お盆の3日間で100軒以上の檀家周りするのは大変だ。

和尚は玄関に入るなり、家が大きいせいか中は涼しいと言った。確かにこの2,3日朝晩涼しくなった。今朝も目が覚めた時、タオルケットをけっ飛ばして寝てたせいか少し肌寒く感じた。気持ちいい程度の肌寒さで、部屋の温度計は27度だった。気温が若干下がっただけでなく湿度が下がり乾燥して来たせいではないかと思う。

昼間の陽射しは相変わらず強いが、乾燥してきたのと関連して秋を予感させるように空が青くなってきた。夏のモヤっとした蒸し暑さから徐々に秋に向かっているように感じる。そこで思いついて昼食後にクローゼットの衣服を取り出して土用干し(陰干し)した。

15年前に退職以来殆ど着ることがなくなったサラリーマン時代の三つ揃いや、肩が強調され今の人達が着そうもないデザインの古いものもある。しかし、捨てられず東京と田舎に分けて置いてるうちにタンスの肥やしになった。もう着ることはないと分かっているのだが捨てられない。

一昨日の夕方散歩の途中、畑道を眺めている長老に会った。彼は雑草を掘り返したような小さな跡が続いているのを指さして、イノシシだと断言して言った。その隣の畑にも植えたばかりの芋を掘り返され、ツルだけ残ってほぼ全滅だという。この時期は山から下りなくてもエサがあるのではと聞くと、夏は寧ろないのだという。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みずほ銀行が今頃になって何故?

2017-08-13 12:27:26 | ニュース
みずほ銀行がスーパーやコンビニで買物のついでにお金をおろせるJ-Debit(デビットカードサービス)を開始したと報じられた。この記事を読んだ時、「えっ、こんなことがニュースになるの?」と思った。

というのは90年代中頃に米国に住んだ時、スーパーに行きデビットカードで買い物の支払と同時に現金引き下ろしは常識的なサービスだったからだ。銀行のATMマシンの長い列に並んでお金をおろした記憶はない。

結果として私は銀行の窓口に行くことは滅多になかった。銀行にとって個人客相手の預貯金取り扱い(リテイルバンキング)は人件費がかかる非効率な業務だったはずだ。日本ではその理屈が通らなかったようだ。

日本に戻って、何故こんな非効率なことを続けるのか不思議だった。そのうちATMが普及しコンビニで現金を下ろせるようになったのは銀行業務にとって当然だったと思うが、規制が作った不自然な現象の様に感じる。

報道によると今迄は銀行がやりたくとも、金融庁の規制で出来なかったサービスのようだ。コンビニが規制のお蔭で種々のサービスをしてお客の支持を受けたともいえる。しかし、それは本筋ではない。

私の目には世界的にフィンテックで金融サービスの革新が進んでいる時、日本が出遅れている様に感じる。企業の競争力だけではない、個人の家計簿から投資に始まり確定申告など税金に関わる処理まで多くの分野に関わる。国全体の効率を悪化させている元凶の一つと思う。他の銀行も即追随すべきだ。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする