かぶれの世界(新)

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実感的・老いの衰え(2)

2018-03-04 17:45:23 | 健康・病気
年をとったからといって運動能力や思考力が衰え反応が悪くなるのには嫌だと普通に思っている。だが、もし現実にそういう兆候が表れると歳だからやむを得ないと簡単にあきらめる傾向が強くなった気がする。例えば二三年前から少しずつ酷くなってきた頻尿は、悩んでもしょうがないとあっさり諦め気にしないことにしている。

昨年夏頃から読書欲が減退して遂に「周回遅れの読書録」の投稿を止めた時も特別後悔はなかった。この諦めの良さも老いの衰えの一パターンかと思う。一方で私が恐れるのは、一生懸命自分を律していた縛りが解けどうでもいいと思う日がいつか来るのではないか、厳しくやっている程諦めとの落差が大きいのではと。

そう思う理由がある。長く糖尿病に苦しめられた母は冷蔵庫の扉にあらゆる食料のカロリー一覧表を貼り付け、厳密に食事管理をしていたように思う。それが傘寿(80才)のお祝いに家族が田舎の実家に集合した頃の母は認知症の症状が現れ始め、目の前に甘い物があると我慢できず馬鹿食いするようになっていた。その時は驚いたが彼女はその後10年も生きた。最後の10年は彼女にとってどういう期間だったのか、時に今でも考える。

1週間前、寝る前にやっている骨盤のストレッチで左足親指の筋を傷め、普通に歩けなくなりびっこを引くようになった。大した怪我ではないのだが、これを機会に運動能力が低下し戻らなくなるのを恐れた。40代頃からケガや病気をする度に勝てる試合に勝てなくなったり、記録が低下し若い頃に戻れなくなる繰り返しだった。

毎日少しずつ痛みはひいたのだが、土曜日のバドミントン練習の直前まで参加するか迷った。昨日の朝起きると痛みが殆どなくなり普通に歩けたので練習に出かけた。実際に基礎連をやってゲーム練習に入った頃には体が温まったせいもあり痛みを忘れた。驚いたことに、むしろ調子が良かった。

それには理由があった。私は練習の中頃にアミノ酸ゼリーを摂取してエネルギー切れを補っていた。昨日は仲間の助言に従って摂取時間を1時間早め、練習前とその1時間後の2回に分けて摂取した。「アミノ酸は運動の前に摂らないと効き目ないよ、そんなこと知らなかったの?」 てな調子だった。

それは明らかに効き目があった。いつもあっさり負けてしまう相手に善戦し、セッティングまで持ち込み何度かゲームポイントまで追い詰めた。最初のゲームでエネルギー全開で疲れ切った感じになるまでガンバレた。その後もマズマズだった。久し振りに若返った気分になれた。まだ老いてないぞ。ということで、今回は老いの衰えをサプリメントでカバーできた報告だ。■
コメント
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