先週、買い物をして帰る途中駅前のロータリーのバス停に長い列が出来ていた。ビール工場見学とか競艇に行くバスを待つ列とはどう見ても客筋が違った。老人カップルと幼児連れの母親が目についた。例によって物珍しがりの私は列の最後にいる老人カップルに「一体何ですか?」と聞いた。
二人から私の質問に驚いた感じの返事が返ってきた。市の公園「郷土の森」の梅を見に行くんだという。「そんなこと知らないの?住民なら知ってるでしょう。」という言外のメッセージが返ってきた。私は梅園と聞けば自動的に百草園を思い浮かぶとつい口にしてしまったが、地元に立派な梅の公園があるじゃないかと言われた気がした。
駅前の道を歩くと「郷土の森 梅まつり」というのぼりが幾つもぶら下がっていた。気が付かなかった。「隣の芝生は青い」という他人のものは何でもよく見える人の性癖があらわれて、我町の素晴らしいものを無視して言ってしまった。私も「隣の梅は綺麗」に見えていた。勿論、この辺では百草園の梅は有名だが我が家のすぐ近くにも美しい梅林があることを気付かないでいた。■
二人から私の質問に驚いた感じの返事が返ってきた。市の公園「郷土の森」の梅を見に行くんだという。「そんなこと知らないの?住民なら知ってるでしょう。」という言外のメッセージが返ってきた。私は梅園と聞けば自動的に百草園を思い浮かぶとつい口にしてしまったが、地元に立派な梅の公園があるじゃないかと言われた気がした。
駅前の道を歩くと「郷土の森 梅まつり」というのぼりが幾つもぶら下がっていた。気が付かなかった。「隣の芝生は青い」という他人のものは何でもよく見える人の性癖があらわれて、我町の素晴らしいものを無視して言ってしまった。私も「隣の梅は綺麗」に見えていた。勿論、この辺では百草園の梅は有名だが我が家のすぐ近くにも美しい梅林があることを気付かないでいた。■