かぶれの世界(新)

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元に戻らない体

2022-05-04 21:08:50 | スポーツ
先週から地元のバドミントンクラブの週2回の練習に参加、今日は3回目の練習だった。初回練習後の筋肉痛は半端なく痛かった。2回目の後も筋肉痛は酷かったが初回ほどではなかった。3回目の今日の練習直後の痛みは随分と軽くなり、夕方の散歩は少し長めの6キロ歩いた。

だが、実は失望している。というのは、肝心のバドミントンの動きが改善せず、ゲーム練習でパートナーに迷惑ばかりかけ負け続けた。負けず嫌いの私にとって練習とはいえゲームに勝てないと楽しくなかった。後期高齢者直前だとか、昨年秋から練習してないとか、言い訳ばかりした。

昨秋からずっと散歩や山裾歩きを続け、たまに10キロ余りのジョギングもしてた。だが、逆に言うと瞬間的な動きをする筋肉は殆ど使ってなかった。目でシャトルを認識して連動して身体が素早く反応する、この連係動作いわゆる運動神経がかつてなく劣化している。

90年代半ばに米国に赴任した時、最初の赴任地がシアトル郊外だった。その時は現地の社員がバドミントンクラブがある教えてくれ、日本から持参したラケットを持って行き参加させて貰った。そのうち州のバドミントン協会長を始め現地の選手と知り合いになり幾つか大会にも出た。だが、その後カリフォルニア州に移動後の1年と、帰国後の2‐3年間は何もしなかった。

数年後に友達に誘われバドミントンクラブで練習を再開し、地元の大会に出た時は昔のようには戦えなかった。市民大会に出て負けてスタンドから友人の試合を見ていた。すると、私の試合を久し振りに見た別のクラブの友人が、「私の力が落ちている」と後方であからさまに言うのが聞こえた。

力が落ちたのは私自身が認識していたのでショックではなかったが、私が前にいるとは気付かかず「弱くなった」と話しているのは悔しかった。その時は多分50代前半だったと思う。それを聞いて練習を頑張ろうという気持ちになった。

だが、それから20年後の今回は言われなくとも自覚している。もうどう頑張っても元に戻ることはないと。だとしても、どうなるか分からないが頑張ってみようと思う。■
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