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かぶれの世界(新)

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連夜のこむら返り

2018-03-08 11:58:56 | 健康・病気
このところ2日に一度の頻度で起床時間になるとこむら返りで痛い目にあっている。約1か月前から症状が現れ徐々に頻度が増えた。文字通りふくらはぎが痙攣してかなり痛い。早朝布団の中で思わず「いたたった!」と声をあげ、家内が何が起こったかと訝しげな顔をして私を見ることがある。

何度も経験があるがこんなに連日痛い目に遭ったことはない。ネットで調べると原因として、運動不足・脱水状態・年令などが指摘されている。多分私は運動はやり過ぎるほどやっていると思う。頻尿の症状はあるが脱水状態にならない程度に水分は取っている積りだ。年齢は避けようがない。

年令以外は直ぐには心当たりがなかった。何故ここに来て急にこむら返りが頻発し始めたのか。それが分かれば対症療法も分かりそうな気がする。先ず素人診断で、就寝前や夜間トイレに行った時は少量の水を飲んでみたが改善した感じがなかった。

次に色々考えを巡らした結果、最近になって運動をやり過ぎたせいかも知れないと思った。と言っても毎日の散歩の中で軽く走る比率を3割から7割くらいに増やしたのと、膝痛対策として筋肉強化の目的で片足スクワットを追加した程度だ。それプラス年令による衰えが重なった結果も知れない。

もう一つ思い出したのが、30代になって始めたバドミントンがちょっと上達し、市内の団体戦のシングルスゲームに選んでもらい戦った時だ。初心者の割に頑張ってフルセットに持ち込み、インターバル休憩時にこむら返りが起こった。チームの仲間にマッサージをやって貰いスポーツ飲料を飲んだ。こういう時は糖分が不足しているので補給するのだと言われた。

それを思い出して昨晩寝る前に黒糖のかけらと水を一口摂った。何時もの頻尿で夜間に二度トイレに立った。そして今朝6時前に目が覚めた時どこにも筋肉痛はなかった。昨日は娘の家に行ったので運動量が少なかったせいかもしれない。もう少し様子を見てみよう。ネットでは糖尿病も原因に一つと指摘しており、母が糖尿病で苦労した姿を見ているので副作用も怖い。■
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隣の梅は綺麗

2018-03-07 18:08:19 | まち歩き
先週、買い物をして帰る途中駅前のロータリーのバス停に長い列が出来ていた。ビール工場見学とか競艇に行くバスを待つ列とはどう見ても客筋が違った。老人カップルと幼児連れの母親が目についた。例によって物珍しがりの私は列の最後にいる老人カップルに「一体何ですか?」と聞いた。

二人から私の質問に驚いた感じの返事が返ってきた。市の公園「郷土の森」の梅を見に行くんだという。「そんなこと知らないの?住民なら知ってるでしょう。」という言外のメッセージが返ってきた。私は梅園と聞けば自動的に百草園を思い浮かぶとつい口にしてしまったが、地元に立派な梅の公園があるじゃないかと言われた気がした。

駅前の道を歩くと「郷土の森 梅まつり」というのぼりが幾つもぶら下がっていた。気が付かなかった。「隣の芝生は青い」という他人のものは何でもよく見える人の性癖があらわれて、我町の素晴らしいものを無視して言ってしまった。私も「隣の梅は綺麗」に見えていた。勿論、この辺では百草園の梅は有名だが我が家のすぐ近くにも美しい梅林があることを気付かないでいた。■
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プレ保育!?

2018-03-07 17:26:39 | 日記
昨晩、娘から子守を依頼する電話があり、二つ返事で承諾した。娘は「プレ保育」の申し込みに出掛ける、夫君が仕事で都合がつかないので私に頼んだ。私の家内も昨年から保育園で働いており都合が付かず、私が最後の頼りだった訳だ。暇な私なら急な頼みでも全然問題ない、ちょっと頼りないけど。

通称「プレ保育」というのは世田谷区独自の幼児教育システムで、1歳半から3歳児を対象に週1-2回、2時間程度通うクラスで幼児が集団行動に慣れる為のものらしい。いつも家内の後をついて娘の家に行くので、頭の中に地図が浮かばなかった。運転しないと道を覚えられないのと同じで何度も確認した。

朝9時頃に娘宅に着くと既に娘は出掛けており、夫君と孫が出迎えてくれた。今月2歳になる孫は余り人見知りするタイプではなく、私のむさい髭面を見てにっこり笑ってくれた。孫は私が来てからいつもよりテンションが高くなったという。食事を終わりオムツを変えたところだと言って、夫君は30分後に仕事に出掛けて行った。つまり私は孫の相手をすれば他に何もしなくてよかった。

そうしているうちに娘が帰ってきて私の役目は終わった。彼女は朝6時に保育園の申し込みの列に並んだそうだ。受入れは先着順だそうなので早朝並ぶのも止むを得ない、幸運にも受付は90人中89番目だったそうだ。娘と一緒に並んだのは男性ばかりと不満そうだったが、夫君は顧客との打ち合わせの約束があったと聞いてしょうがないねと言うしかなかった。

それから30分位娘と世間話して自宅に戻ることにした。途中まで娘も孫を連れ買物を兼ねて裏道を一緒に歩いて見送ってくれた。別れる時になると孫は感じ取って泣きそうになったので、かくれんぼの真似をして機嫌を取りそのすきに駅に向かった。こんな頼みなら何時でも受けます。■
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実感的・老いの衰え(2)

2018-03-04 17:45:23 | 健康・病気
年をとったからといって運動能力や思考力が衰え反応が悪くなるのには嫌だと普通に思っている。だが、もし現実にそういう兆候が表れると歳だからやむを得ないと簡単にあきらめる傾向が強くなった気がする。例えば二三年前から少しずつ酷くなってきた頻尿は、悩んでもしょうがないとあっさり諦め気にしないことにしている。

昨年夏頃から読書欲が減退して遂に「周回遅れの読書録」の投稿を止めた時も特別後悔はなかった。この諦めの良さも老いの衰えの一パターンかと思う。一方で私が恐れるのは、一生懸命自分を律していた縛りが解けどうでもいいと思う日がいつか来るのではないか、厳しくやっている程諦めとの落差が大きいのではと。

そう思う理由がある。長く糖尿病に苦しめられた母は冷蔵庫の扉にあらゆる食料のカロリー一覧表を貼り付け、厳密に食事管理をしていたように思う。それが傘寿(80才)のお祝いに家族が田舎の実家に集合した頃の母は認知症の症状が現れ始め、目の前に甘い物があると我慢できず馬鹿食いするようになっていた。その時は驚いたが彼女はその後10年も生きた。最後の10年は彼女にとってどういう期間だったのか、時に今でも考える。

1週間前、寝る前にやっている骨盤のストレッチで左足親指の筋を傷め、普通に歩けなくなりびっこを引くようになった。大した怪我ではないのだが、これを機会に運動能力が低下し戻らなくなるのを恐れた。40代頃からケガや病気をする度に勝てる試合に勝てなくなったり、記録が低下し若い頃に戻れなくなる繰り返しだった。

毎日少しずつ痛みはひいたのだが、土曜日のバドミントン練習の直前まで参加するか迷った。昨日の朝起きると痛みが殆どなくなり普通に歩けたので練習に出かけた。実際に基礎連をやってゲーム練習に入った頃には体が温まったせいもあり痛みを忘れた。驚いたことに、むしろ調子が良かった。

それには理由があった。私は練習の中頃にアミノ酸ゼリーを摂取してエネルギー切れを補っていた。昨日は仲間の助言に従って摂取時間を1時間早め、練習前とその1時間後の2回に分けて摂取した。「アミノ酸は運動の前に摂らないと効き目ないよ、そんなこと知らなかったの?」 てな調子だった。

それは明らかに効き目があった。いつもあっさり負けてしまう相手に善戦し、セッティングまで持ち込み何度かゲームポイントまで追い詰めた。最初のゲームでエネルギー全開で疲れ切った感じになるまでガンバレた。その後もマズマズだった。久し振りに若返った気分になれた。まだ老いてないぞ。ということで、今回は老いの衰えをサプリメントでカバーできた報告だ。■
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現場力の危機的低迷の問いかけ

2018-03-02 20:54:19 | ニュース
川崎重工が製造した新幹線台車の強度不足は重大事故を起こした可能性がある。昨年来表面化した安全基準を下回るデータ改ざん問題とは一線を越えた極めて深刻な物だった。今回は台車が亀裂し鋼材が破断すると乗客の死亡事故につながり、我が国の新幹線技術の信頼を大きく傷つけた恐れがある。

報道によると現場の作業者の判断で誤って台車の底面を仕様書より薄く削り、作業班の班長は適切な指示や終了後の確認をしなかったという。つまり経営トップどころか現場に近い課長や部長すら全く関与せず不良品が作られ検査されず出荷した。

そして受け入れ側も納入時にメーカの測定値を確認するだけで実際問題になった台車の底は報告もされなかった。作る側も使う側も安全管理体制が全く機能せず、重大な事故を引き起こす恐れのある問題がすり抜けてしまった。その意味で神戸製鋼所や三菱マテリアル、東レのデータ改ざん問題より深刻で悪質性の高い問題だと報じられた。

私はこのニュースに接して全く分野が異なるが、我国のシステムが共通する「現場力の低迷」が危機的状態まで悪化している様に感じた。

その一つが厚生省が実施した裁量労働制導入の為に厚労省が実施した実態調査が全くでたらめだったことだ。でたらめな調査報告を基にして法案がつくられ、安倍首相が国会で誤ったまま引用して答弁した。厚労省が国の法律を審議する最高決議機関を誤らせる調査報告だった。

厚労省の下部もしくは外部機関に委託した調査結果が全くでたらめで、それを厚生省が精査して誰も誤りを見つけられなかった。この誤りのパターンは物つくりの川崎重工と相似形で本質は変わらない。しかも、どちらも誤った物やデータが我が国にとって深刻な結果を招く恐れがあった。

更にもう一つ厚労省に関わる問題で全く異なる分野で真逆の問題が起こり、こじつけのように見えるが、私の目には類似の病的な問題を示す。

それは厚労省が所轄の企業型確定拠出年金の加入が遅々と進まない問題だ。依然として国民の多数が現金保有にしがみつき、或いはリスクはあるがリターンも見込める確定拠出年金より安全な元本保証型を選んでいるのだ。運用損が出た時非難を恐れる企業及び組合と厚労省の腰が引けていた結果だ。

だが、既に結果は出ているのだ。過去20年間で家計金融資産は米国が3.3倍、英国は2.5倍になったのに対し、日本は1.5倍にしかなっていない。私から見ると自明で当たり前の結果だ。なのに、無理解な非難を恐れ説得を諦め手を打たず、国民を誤らせる判断は上記と同質の問題だと私は感じる。

全て現場に任せその後のチェックで何もせず誤りがすり抜け国民に到達するか、プラスの結果は明確なのに万が一の誤りを恐れて何もせず国民にプラスを届けない。こういう見方をすると現場はどうあれすり抜けていく。私には上記の3つのインシデントは表裏一体の関係のように見える。

つまり真の問題は「現場力の低迷」ではなく、かつての「パーフェクトな現場力」に頼って何の付加価値もない現在のトップではないかという逆説的な問いかけだと私は思う。ちょっと捻り過ぎかなー?現場に頼り過ぎた結果と言いたいのだが、皮肉にも来るべきAIが解決策かも知れない。■
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