かぶれの世界(新)

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身の周りに迫る新型肺炎

2020-02-21 18:56:00 | 社会・経済
昨日、娘が幼稚園帰りの孫を連れ顔を見せてくれた。家内と揃って先日行ったばかりの近所のステーキ・レストランで昼食をとった。幼稚園で体操しそのまま来た孫は、半ズボンにジャンパーを着て交差点の向こう側に立つ姿は、たった1か月前に見た時より細くなり背が伸びた気がした。

娘はマスクをかけていたが、孫はマスクなし。我々夫婦もマスクをしてなかった。食事するので当然ながらレストランのお客もマスクをしてなかった。娘の家の周りでもマスクをしている人の比率は半々といったところだという。だが、移動することが多い会社員の働き方には身近でも変化があったようだ。

新型肺炎の感染のニュースが連日報じられる中で、聞くと夫君の欧州本社への出張が中止になったという。どうも欧州本社から来るなと言われたらしい。感染病を恐れて日本人を避けようというニュースを極端な例と受け取っていたが、どうも大企業に働く一般の人達の間にもこんな認識が拡がっているようだ。

同居する末の息子も一昨日は大崎の事務所ではなく、調布の仮事務所で電話とメールで仕事をした。新型肺炎対策の一環で今回初めて実施したとのこと。娘の夫君は数年前から定期的に自宅で仕事をしていたと聞いていた。だが、今回の出張中止は事情が違う、少し嫌な気分になった。

私から見ればクルーズ船の大量感染を日本人の責任云々するのは違和感がある。船籍は英国で運航は米国会社というが彼等は何をしたのか、日本が何処まで感染病の対応に関わるのか国際法は定かでないという。米国の様に入国禁止にして放置すれば良かったのか。政府の対応の問題のみ報じているマスコミには違和感がある。

そんな騒ぎの中、長男家族は今夜ハワイ旅行に出発予定だという。こんな時だから事故に遭わないか心配だ。無事楽しんで来てほしい。あれやこれや新型肺炎は遠い出来事だと思っていたが、身近にも影響が出ていた。■
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激痛の確定申告

2020-02-19 16:17:01 | 日記・エッセイ・コラム
歯痛で難儀しながら昨日確定申告を提出した。昨年は申告すべき金融資産や不動産取引がなかったので、特別に手こずる様な申告はないはずだった。だが、昨年の確定申告(つまり一昨年分)と同じくe-Taxを使う入口の道具立てで酷く苦労した。今回のハイライトは一昨日治療して貰った入れ歯を支える歯が痛く、申告書作成になかなか集中できなかった。

1週間前頃から歯に違和感があり徐々に痛みが酷くなった。20年近く前に作った入れ歯の具合が悪くなり、入れ歯を止める土台の歯がぐらぐらして痛んだ。医者によると右下奥歯部の歯止めの金属(鋳物)が緩みがたが来たのが原因だという。鋳物は脆くて折れる恐れがあり可能な範囲(応急措置)で曲げて入れ歯を固定させた。30万円で薄い材料を使うと入れ歯をしっかり固定できるとの提案に、即断った。

翌日は入れ歯が安定し痛みは取れたが、堅い食事をとると痛みが酷くなりしばらく続いた。治療するまでに傷めた土台や残った歯への負荷が原因だ。昨日はコーヒーにクッキーやせんべいを食べながらパソコンを使う習慣を止められず、考え事をしながらガリっとやって痛みで顔をしかめる繰り返しだった。

e-Taxは毎年システムを変更してる。特に今回はマイナンバーカードの導入推進の一方で、ブラウザー(Edge)への切り替えやスマホでの申告を同時に推進する為のようだ。これらは本人確認や専用アプリなどに夫々のパスワードが必要だ。年に一度だけ使う為のアプリやパスワードを記憶し使い回すのは高齢者には難しい。マイナンバーカード読み取りの為のカードリーダーも年に一度しか使わない。

実はこの記事を投稿する前に、確定申告の為に昨年何に苦労したか思い出せず、1年前に投稿した記事を読み返した。昨年も普段はWindows10とブラウザーEdgeを使っていたが、e-TaxだけはIEで対応せざるを得なかった。加えて人生初の不動産売却の申告方法が分からず苦労したが記憶が曖昧だった。今年はWindows7のサポート期限が切れたのでe-TaxでEdgeを付けない訳にはいかないということだ。

昨日午前中に必要な紙情報を確認し、扶養家族の家内と息子の源泉徴収票や保険等の情報を整理した。改めて国民保健保険料が高くなったと実感。午後、e-Taxを起動し実働3時間余りで申告書を作成して送信した。家内の印象ではいつもより短時間で終わったという。かつては2、3日かかったという。

たった3時間の間に恥ずかしいことに入口を何度も間違えた。最初は事業者用の確定申告に深く入り込んでしまった。昨年まで利用したはずの個人用の確定申告コーナーに辿り着くまでに無駄な時間を過ごした。原因の一つはHPの最初の画面設計がごちゃごちゃして高齢者に使いにくいと思う。又、出口では送信確認が終わらず洗濯物の取り入れ後に再送信して確認できた。理由は分からない。

確かにかかった時間は短いが、歯痛のなか(激痛はオーバーです)パソコンに向かいEdge版アプリを試行錯誤で使うのはイライラの連続だった。後からチェックすると損害保険控除の入力を忘れてた。一方短時間働く家内の必要経費計算は経験がなく、話を聞いてエイヤーで入力した。正確さを求められても体力も気力も続かない。家内の印象は正しいと思うが、72のジーサンには厳しい一日だった。■
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安倍首相は謝罪する必要があったか

2020-02-17 21:25:45 | 国際・政治
安倍首相は今日の衆院予算委員会で辻元立憲民主党幹事長代行の「タイは頭から腐る。ここまで来たら頭を変えるしかない」発言に対し、「意味のない質問」と発言したことを謝罪したと報じられた。首相のヤジを良いとは思わないが、気持ちはよく分かった。辻元議員は来年度予算でも感染症の危機について議論した訳ではない。

実際、私はこれを聞いて酷く違和感があった。辻元議員のような発言を一般社会人が会社等ですべきではない、ましてや子供や孫達に絶対言わせたくないと思った。このままでは、子供達に社長や校長が何かの理不尽な理由で気に入らなかったら頭が腐っていると言え、と煽っているようなものだ。

首相に対する発言としてもっと別の言い方があったと思う。首相に言っていいなら、校長や社長に言うなんて問題ないことになる。私は日本がそんな国になって欲しくない、そんな子供になって欲しくない。国の一大事の時に勇気をもって立ち上がるべきだが、タイの頭なんて喩えないでストレートに何が問題か切り込んで行くべきだ。■
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新築住宅の2年点検

2020-02-16 19:45:44 | 日記・エッセイ・コラム
建て替えた自宅に住み始めて3年半弱の今月初め、建設会社から2年点検の通知を受けた。昨日現場監督だった担当者が来宅し、不具合が生じているか話を聞いて対応してくれた。基本的はお客の話を聞き目視で確認するだけで、築2,3年で不具合が生じるはずがないが、やらないよりやった方がマシだと思ってお願いした。

それでも聞いてみると知らない事もあり、ただ漫然と住むより「正しく住む」ということも大事だと再認識した。電化製品を意図した通りに正しく使わないと、壊れたり狙った通りに動かないのと同じだ。家族皆の参考のために記録しておく。

1)雨戸の代わりのシャッターの上げ下げが重くなったと訴えると、シャッターの傾きを指摘された。シャッターの一方ばかり使うと片側に傾いて重くなる。上げ下げを円滑にする為にはシリコンスプレーに頼らずとも、シャッターの中央付近を掴んでやれと助言された。納得。

2)トイレの折り畳みドアがきしむ様になった。検査員は音が出る部分を数分で見つた。ヒンジ部分のズレを調整して修正し、どのネジか調整ポイントを教えてくれた。これもやたら円滑剤を使うよりきしみの原因を取り除くべきということだ。納得。

3)風呂の排水溝の洗浄が面倒で上手く行かないと訴えると、検査員はマニュアルを見てユニットバスなので改善しようがないとのこと。普段から家内が困っていたが一緒にマニュアルを見てやればよかった。しょうがないか。

4)換気口の目的が家具などから出る有害ガスを排気する為で、風呂やトイレの換気扇から排出されるという。我が家では冷暖房の効き目が落ちるので換気口を閉じるていることが多い。有害ガスが出ない家具(最近のものはそうなっている)なら良いが、適宜状況を見て開閉するということにした。換気口の目的を理解してなかった。納得。

5)朝居間でテレビ体操やストレッチをやると床の部分が少しきしむ音がする。念の為に場所を変えて続けている。ジャンプした時に一瞬きしむ音がするのは良いが、続けて音がするようなら要注意。現在の対応で大丈夫とのこと。ヨガマットの位置を時々変えてやった方がよさそうだ。

6)耐震工事の効果について聞いたが、会社の方針に基き施工しただけで我が家の耐震力がどうなのか聞いても答えられないのは分かっていた。田舎の実家の面倒を見ている棟梁によると、昔の竹の網が入っている土壁の耐震力が強いという。新築の家ではありえない。柱は石の土台に乗っかているだけだし。次に大地震が来ないと本当のところは分からない。

たった小一時間の点検だったが、それなりに住宅に正しく住むことの大事さを学び勉強になった。私は多分この家に数年間住むだけ、その後何十年間も住むことになる家内や息子に気持ち良く住んでもらいたいと思う。■
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ロング・トレイル

2020-02-14 10:47:24 | 映画
昨日午後から天候が回復して4月の暖かさなのに、自宅にこもりアマゾン提供の映画「ロング・トレイル」を見た。年末に50インチのテレビを買って以来、自宅でよく映画を見るようになった。家内と一緒に見るので評価が4つ星以上で暴力シーンのないラブコメディのような無難な物をよく見る。

「ロング・トレイル」の紹介を見て私の趣味バックパッキングを扱ったものなので、一人の時に見ようと思っていた。だが、昨日はネタ切れで家内が付き合って見てくれた。80前後の老人2人(RレッドフォードとNノルティ)が3200kmのアパラチア山脈縦走に挑戦するドタバタ映画だった。

映画が始まるまでロング・トレイルとはアパラチア山脈縦走路のことだと気付かなかった。まさかと思ってネット検索すると原題はA Walk In the Woodsで、20年近く前に私が読んだ小説と同じ題名だった。その頃は私もまだ若く出来たら一度は歩いてみたいと思ったもので、俄然集中して見始めた。

小説では中年男性が主人公だったが、映画は監督兼任のレッドフォードに合わせた年令設定でコミカルな内容に変わっていた。だが、初めて動画で見たアパラチア縦走路と緩やかな山並みは美しかった。規模は2ケタくらい違うが、高尾山から陣馬山を縦走する山道の様な感じがした。

西海岸には険しく高くそびえるロッキーの山々が繋がり、90年代に私は山裾に入り3日以内の週末バックパッキングを楽しむ経験をした。その時リュックの重さは応えた。なので映画の様な高齢者が重いリュックを背負って3000kmも歩くのはとても無理だと思った。チョット現実離れしていると。

米国には登山口にホテルがあるが、一旦山に入ると山小屋はなく自前のテントと食料が頼りだ。当然トイレが無いのでスコップで穴を掘って処理するシーンも出て来た。数日おきに里に下りて食料を仕入れ洗濯をしてまた山に戻り歩き続ける。後期高齢者二人歩きには大変な負荷だ。

私には主人公のドタバタより、アパラチアの山道の具合とか、その道を整備をする緑色の制服を着たボランティア(多分)とか、登山口のホテルなどサービスを提供するお店などの様子を興味深く見た。主人公の二人はさておき、映画の舞台になったこれ等の仕掛けは殆ど総て本物だろう。

本格的な登山でなくとも例えば高尾山とか丹沢など近場の山をハイキングするのが好きな人が、それを何か月もかけて歩き長い縦走路を踏破する、昔風に言うと男のロマン(実際には女性のバックパッカーも沢山いた)を感じさせる映画だった。面白かった。■
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