一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

沈黙のジョナ研

2011-10-19 00:07:08 | ジョナ研
KARAの5人を仕分けます。
奥さん…ジヨン
恋人…ハラ
妹…スンヨン
飲み友達…ニコル
愛人…ギュリ

7日(金)は、ジョナ研があった。ジョナサン将棋研究会こと通称ジョナ研は8月まで月1回の開催だったが、9月に2回開催したところ、このペースでもまったく無理がないことが分かった。
もとより私たちは、毎週ジョナサンに通っていたのである。裏ルートで会員に確認したところ異を唱える声もなく、ここに月2回の開催が決定した。
きょうの参加予定は5人だが、一番乗りが誰か判然としなかった。そこで私が早めに出向くことにした。
午後6時半に入店すると、珍しやR氏の姿があった。たまたま所用で近くに来たとかで、これはジョナ研に呼ばれる運命だったんだナと、そのままこちらに寄ったという。
テーブルには、6人分のお冷やが載っていた。R氏に請われて、スマホのメールアドレスを教える。R氏に教えても何の利益もないと思うが、こうした地道な開拓が重要である。いつ、誰が女性を紹介してくれるか分からないからだ。
ウエイトレスさんの呼び出しボタンを押すと、Ayakoさんが来た!
「おおAyakoさん、この前は却ってすまなかったね」
「はい」
何だか、振られた彼女と話しているみたいだ。Ayakoさんが、見えないバリヤーを張っている。W氏が、またAyakoさんと飲みに行けるかどうか確認しろ、と言っていたが、この雰囲気では無理である。Ayakoさんとの飲み会は事実上、なくなったと考えざるを得ない。残念だが仕方ない。植山悦行七段の言葉を借りれば、「縁がなかった」のだ。
7時もすぎて、パラパラと人が集まってくる。W氏、Kun氏、Kaz氏が来た。
Kaz氏にもメアドを教える。これでスマホのメル友は、中井広恵女流六段、W氏、A氏、R氏、Kaz氏の5人になった。
さらに遅れて、Fuj氏が来た。きょうの参加者は、全部で6人となった。
では例によって席の配置を記そう。

   壁
Fuj   R  W

Kaz 一公 Kun

「この前さあ、大沢さんのブログの中で、オレが中井先生のことを『ヒドイ顔だ』って言ったことになってて、オレ慌てて、大沢さんに訂正を求めたよ」
とW氏。
「イヤすまんすまん。オレもヒトの会話いちいち覚えてないからさ、自分のセリフはともかく、ヒトのセリフは、あとで適当に再生しちゃうんだよね」
「頼むよー、大沢さん!!」
Ayakoさんが料理を運んでくる。親しくなったわけではないのに、意識してしまう。ちょっとドキドキする。

「Ayakoさんもいいんだけど、あと5センチ背が高かったらなあ」
彼女が去ったあと、私がつぶやいた。
「大沢さんはやっぱり背の高い女性がいいの?」
と訊いたのはW氏だったかKaz氏だったか。
「ウン、背の高い女性がいいね。最低でも165センチ。170あれば言うことない。いやさ、小柄な女性と立ち話すると、どうしてもオレが見下ろす形になっちゃうじゃない。それがイヤなのよ。170センチくらいの女性だと、立ち話してるときホントにラクなんだよね」
「大沢さん、そんなことやって篩に掛けてるからダメなんだよ。外見から入ってたら、本質を見失うよ」
「ああ、でもそれダメ。オレいつも見た目から入るから。基本的に一目惚れだし」
「……」
食事をした後、また私のダメ話を中心に話が展開される。現在私の精神状態は、日々激しく乱高下している。ひとりでいると気が滅入るが、大勢でいると気が紛れる。
注意すべきは、こっちは最初から脈がなかったと割り切ろうとしているのに、大沢さんが誘えば逆の目が出たんじゃない? と話を蒸し返す輩がいることだ。
相談者は、無意識に自分の望む回答を持っている。回答者は、そこを十分、踏まえてもらいたい。
R氏が将棋盤を拡げて、横歩取りの研究を始めた。私も適当に口を挟む。
しかしそれが終わると、もう実戦しかない。向かいにいる私が、引き続き相手をすることになった。
R氏の居飛車明示に、私は藤井システム。しかし▲3六歩に△9五歩とのんびり伸ばしたため、すかさず▲3五歩と仕掛けられて悪くなった。▲3六歩には△6二玉が絶対だった。
中盤の入口で敗勢になり投了も考えたが、それは相手に失礼なので、もう少し指し継ぐ。と、R氏に疑問手が出て、最後は私が幸いするところとなった。
R氏は、終盤がもう少し何とかならないか。せっかく中盤で優位に立っても、終盤が腰くだけでは何にもならない。月並みだが、詰将棋の勉強が必須であろう。
いつの間にか、Kaz氏とFuj氏も将棋を始めていた。私はKun氏と席を替わって、今度はKun-R戦。私はW氏と雑談となった。
「AKBってさ、かわいいコいるか?」
W氏が訊く。
「いない」
「だよね。昔のアイドルはかわいいコばかりだったけど」
「うむ。大島優子も前田敦子も、かわいいって感じじゃない。どこにでもいる感じ。でもそれがいい」
「だよね」
「うん。オーラがある」
「そう、言いようのないオーラがバリバリ出まくってるよね」
「Wさん、AKBン中じゃ、誰がいいの?」
「それはひとりしかいないでしょ。篠田麻里子」
「それは認める。タカミナ(高橋みなみ)はどう?」
「ダメ」
「そうか…。オレは最近、河西智美もいいんじゃないかって思ってる」
「なるほど」
という、四十男の気持ち悪い会話が続く。
Kun-R戦が終わった。R氏、会心の指し回しだった。どうしてその指し方が社団戦ではできないのだろう。
今度はR氏とFuj氏が席を替わり、Kun-Fuj、R-Kaz戦が始まった。これは本当に将棋道場だ。ヘンな緊張感が出てきて、妙に会話が少ない。
「うおおー、これじゃブログのネタがないよー」
私は思わず口走る。
「大沢さん、最近ネタに走ってるよね」
「なんかねー、自分の中じゃ、ブログがかなりのウエイトを占めてるよね。いや沖縄旅行以後さ、自分のブログ読んでておもしろいと思うもん。これやって2年半になるけどさ、たぶんいまが一番おもしろいときだよ。なんたって主人公が大変なことになってるからね。文末に『つづく』って書いてあると、早く続きが読みたくなるもん。だけどその続きは、オレが書かなきゃ読めないんだよね、ハハ」
「ハハ。でもあんたの身の上話はもういいよ。将棋雑記なんだから将棋の局面を載せてくれよ、前みたいに」
「……」
なるほど、以前のように指し将棋ネタを載せられるようになったら、そのときが「一公の将棋雑記」の完全復活なのだろう。
Kun-Fuj戦は、Kun氏の敗勢。きょうのKun氏は変調である。私と対局しているときの、鬼のような強さはどこへ行ったのだ。
R-Kaz戦は実戦が終わり、何かの研究に入っているようだ。みんな将棋バカだ。私はタダのバカだ。
Ayakoさんはもう仕事を上がったようだ。以前は、彼女が帰るとき、私たちに挨拶に来たこともあった。しかしいまはもう、彼女と私たちとの間には、見えない壁がある。酒に誘ったのは余計だったかと思う。動かなければよかったのかと思う。
11時すぎにKun氏が退席、その30分後にKaz氏が続き、残りのメンバーは午前0時すぎに散会となった。
帰りはW氏、Fuj氏、私が山手線の利用。W氏のみが池袋方面行きの利用だが、いつもそちら方面の電車が先に来る。今回もその例にもれず、私たちは地団駄を踏んで悔しがったのだった。
コメント (2)
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