「忙中暇有り」
児島襄さんが書いた「朝鮮戦争」2巻を読み出した
ずっと前から、この隣国に何がどうおきたのか知りたいと思っていた
韓国の連ドラでもキム.ハヌル主演で朝鮮戦争の動乱で引き裂かれ
右往左往する朝鮮民族の悲劇が描かれていた
この同人種による戦争は、わたしが生まれた40日後に起こったのだった
なぜ、同じ民族が殺し合えるのかが一番の疑問だったが
日本を朝鮮半島から追い出して、朝、韓が38度線を境にアメリカとソ連の管理下に
それぞれ置かれたことが主因で
決定的なのは、朝鮮の指導者や軍人は社会主義のソ連に亡命したものが大部分であり
ソ連軍や中国軍の将校として日本軍と戦った軍人が多いこと
一方、アメリカ管理の韓国の指導者や軍人は戦前の日本で学んだり、日本軍の下士官や
将校出身者が大部分であったことだ
これでは中ソVS米日の代理戦争的になるのは必然だ
児島氏の本の読み始めで、この程度を知ることができた
昔、軽い気持ちで少し親しい程度の韓国の人に「国が2つに別れて気の毒ですね」と言ってしまった
すると「日本人のせいだ!」と思いがけない言葉を聞いた
平和ぼけの日本人を演出してしまったのだが、朝鮮韓国人の恨みの根は深い
「一体70年も100年も前の事をいつまで言ってるんだ」というのは日本人の考えで
これはイスラエルとパレスチナなどでも似たようなことではないかと思うし
十字軍とイスラムの因縁はもっと深く、島国単一民族で敗戦まで2600年以上の平和を保った日本人には
とうてい理解できない恨みの継続かもしれない
学校のいじめでも殴ったり、いじめたりした方は軽い気持ちですぐ忘れてしまうし罪の意識を持たない
「いじめのつもりはなかった」良く聞く言葉
しかしやられた方は、ずっと忘れないし、いつか仇をとろうと思っているものもいるだろうし
弱い子は自殺してしまう
歴史は悲劇と人種間の殺しあいの積み重ね、国を奪われるということは人民最大の苦難
そこまでではなくとも、独立国と言え他国人の犯罪を裁けなかったり、国防が自由に行えないのも
哀れなことである