5年に一度の戸籍調査の発表 我が町は県内でも高率の減少地域だった
5年間で7.5%近い減少
だから町内の新年会も年々参加者が減っていくし
諸団体の構成員数も大減少、30年前に比べれば青果商組合は70%以上減少
鮮魚商組合は55%以上減少 当然市場の売上も60%以上は減少しているはず
私の住む地域を見ても子供人口、世帯構成員数ともに大減少している
私が小学生、中学生だった50年前には半径100mの円の中に子供はざっと数えても
100人近くいた、今は簡単だせいぜい10数人
その代わり、一人暮らしの70歳以上の世帯は多くなった
海岸の地区は空き家と空き地、駐車場だらけだ
それなのにアパートだけがどんどん建っている、人口は減って世帯数が増えている
だが古いアパートには人が入らない、空きアパートも増えている、経営者はたいへんだ
親子が一緒に暮らす家は少ない、それでもまだ地元に息子や娘がいるのは良い方だ
都会へ行ってしまえば、田舎の親の面倒など見ることが出来ない
結局、田舎に老人介護施設が増えて行くのは時代の流れだ、姥捨て山へ老いた親を捨てに行く
必要がなくなった
子が住んでいない田舎そのものが姥捨て山になってしまったからだ
親孝行に嫁が来ない、都会のきらびやかな生活がかっこいい
そんな時代だ、いつまで続くことやら
雪害、塩害のこの町を出たいと思うことはときどきある
だが住みやすさと友達が多いことを思うとやはり、ここが好きだ
冬は静岡県、真夏は北海道で短期滞在の生活が夢だ