今日で3日連続、葬儀や法事が続き「今日でおしまいだな」とホッとした途端、友だちから電話が・・・
同級生の義母が亡くなったので、「明日、通夜だよ」という電話、葬儀場にいるうちにまた葬儀の電話
やはり葬儀は3つ続くというがその通りで4日連続の法要となった
でも葬儀というと辛いものもあるけれど、導師の説教を聞くのもまた一つの楽しみではある
最初の導師は浄土真宗で、「南無阿弥陀仏」の意味を説いた、もう耳にたこができるほど聞いたが
今回のは少しだけ違っていた、いつも聞くのは「南無」は、「すべてお任せする」と言う意味で
これは同じだったが、「阿弥陀仏とはなんぞや」、それは阿弥陀如来のことである
だから「阿弥陀さんに、なにもかも預けなさい」と言うことになる
しかし導師は付け加えた「たしかに命というもの生死というものに影響を与える大きな力は存在する
私は、それを信じる、その大きな力を人間は阿弥陀仏と仮に言っているだけなのだ」
こういうずばりと切れ込んだ導師を初めて見た
そして続けた「テレビで見たけど、明石家さんまさんが子供の名前を(イマル)と名付けたのは
人間として生きているだけでまるもうけ」という意味なのだとか、私はそれを聞いて感心しました
全くその通りで、地球上に何億もの種が存在しているのに、ゴキブリでも蛇でもゲジゲジでもなく
人間として産まれた奇跡、それだけで儲けもの」なのだと
今日の導師は真言宗だった
「真言宗や天台宗は密教である、高野山など厳しい修行を積む、特に天台宗の厳しさは私など
はとても耐えることができないほど厳しいのです。
密教では阿弥陀様などの救いの力には必ず邪気や悪魔がよってくる、それを近づけぬために
例えばこのホールに入るときには邪よけのまじないをしてから入る、それで皆様には常に仏壇は
きれいに掃除をしてください、勿論部屋もきれいにしてください、そうすることで邪気を払い運気を上げる
汚い仏壇、玄関、部屋には邪気が入って運気を下げます、掃除をしてきれいな花を飾る、そうした
ことを続けてください」