神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

進化論

2021年09月14日 16時51分28秒 | ライフスタイル
人間に限らずいきものは皆、環境に慣れる
そして適応して環境を変えて、自分をもそこに(それに)合うように進化させる

どこぞの南海のイグアナは海に潜る技術をマスターした
岩場に住んで食べ物がない環境なので断崖から海に飛び込んで10メートルほどの海中に潜り
海底の岩に豊富に張り付いた海藻を食べる、でも海に居られるのは1時間ほどで体が冷えるとおぼれてしまう
最後はまた荒波よせる断崖を冷えて鈍くなった体で登らなくてはならないから命がけの食事なのだ

コロナウィルスもどんどん進化している、これはありがたくない話だが人間もワクチン接種で免疫を高める、これも進化だ

人間が飛躍的に進化したのは戦争のせいだと言われる、勝つために人間はより高い殺傷力と破壊力がある兵器を生み出して進化させた
火薬は鉄砲を進化させ、大砲、爆弾を生み出した、弾丸にしても最初は当たればOKだったが、より命中率をあげる進化を遂げた
先の日米戦争では戦争末期、日本の軍艦がアメリカの飛行機に襲われ機銃を一斉に発射するがなかなか命中しない
米機は弾幕を抜けて爆弾を軍艦に命中させる、圧倒的に米軍機の勝利だ
その反対に日本の神風特攻機などが米軍艦船に向かっていくが次々に撃ち落されてしまう、いったいこの違いはなんだろう
一つはベテランパイロットの大半が戦死したため、パイロットは数か月訓練された実戦経験がない若者であること
飛行機もかなり古い型しかなくなりスピードが出ないうえに重い爆弾を積んでいる
そして決定的なのは機銃弾の違いだった、日本の弾は一定の距離で爆発、または命中しなければ爆発しない
アメリカの弾は小さな電波発信機がついていて数十m範囲にレーダー照射して物体を感知するとそこで爆発して破片で敵機を撃ち落とすという方式

ライト兄弟の飛行機はたちまち進化して戦争の主役機械になり、ついには原爆を運んで落とした
ツインタワーを破壊して5000人の命を奪ったのもハイジャックされた二機の旅客機だった
動物や昆虫の進化は生き抜くための進化で、人間の進化はどうも滅ぶための退化に思える

それにしてもコロナ自粛の環境にはなかなか慣れることができない
慣れてしまうのも悲しい、無気力な生き方はしたくない、人に迷惑かける生き方もしたくない
どうすりゃいいのさ、この私?