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神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

何十年ぶりかで路線バスに乗った

2023年07月27日 10時49分08秒 | 散歩道
私が20代の頃までは路線バスも景気が良かった
隣町まで行くバスも15分に一本くらい走っていたものだ
マイカーの時代になって、バスも電車も乗客がたぶん90%以上減ってしまった
ローカル線や、路線バスは1~2時間に一本しか走っていない。

今日は昨日のブログに書いた通り、路線バスに乗ることになった
乗って見て、いろいろ発見があった。
ありがたいことに我が家から徒歩1分の所にバス停がある、行ってみたら反対側のバス停はあるが、自分が乗る側にバス停が無い。
バス停とは関係ない個人の車を入れるような小屋があって、そこに70代のご婦人がいた
見たところ、バスに乗る雰囲気があったので「こっち側のバス停は、どこにあるんですかね?」と聞いてみた。
そうしたら、反対側のバス停標識が両方を兼用しているらしい、そのご婦人も病院に行くのだと言う、ちょうどよかった。
料金の払い方などを聞いて、やって来たバスに乗った。
たぶん最後にバスに乗ったのは新潟市で、駅まで路線バスで行った時以来だから、かれこれ40年ぶりくらいになる。

誰も乗っていなかったので、ここで乗客は2名、そして病院に着くまで一人も乗らなかった。
病院で2人降りた空バスは、次を目指して走っていった。

バスは中型だが、一人席が7つ、後部シートが4人座れるので定員11名だった。
新しい感じのバスで、冷房がよく聞いて快適だった。
病院までわずか5分、そりゃそうだ、途中停車が一度もないのだから。
これはうまい方法を知ってしまった、時間調整さえうまくやれば戦力になる
なんといっても料金が100円というのが良い。

病院に着いたが、美容院の予約時間まで1時間ある
とりあえず院内薬局の前が空いていて、テレビがついていたので、そこに座った。
おあつらえ向きにエンジェルスの試合をやっていた、9回6-2、守護神エステベスがマウンドに立って滅多打ちされた。
結果はエンジェルスが7対6で辛くも勝ったが、時間つぶしにちょうどよかった
そこから歩いて美容院へ向かった、日陰を探して歩くがなかなかない、汗をかかないようにゆっくり歩いた。
ときどき風が吹いて、思ったほど不快ではない、むしろ家の中の方が暑い
所によっては足元から「もあ~」とした熱気が上がってきて感じ悪いが、たまにだから我慢できた。

帰りは見つけておいた、新幹線の下の日陰を歩いた、道の半ばまで日陰を歩けたので来る時より楽だった。

病院に戻ってきて、バスの時間まで40分ある
それで院内の食堂で昼食を食べることにして「豚骨ラーメン850円」を注文した、客は私だけだったので、テレビを見ながら25分ゆっくり過ごした。

それからポケット図書館へ行って100冊ほどの中から「青春18切符の旅」という本を見つけて読んだ。

これからは電車の旅というのも一つの方法として取り入れようと思っている
車を運転しての旅も、一日300kmでも知らぬ間に体に負担になっていることが近頃感じるようになった。
年相応のやり方で楽しむことを考えて行こうと思っている。

まあ、こんな風にしている間にバスが来た、帰りに気づいたのはバス停は約200mに一つあると言うことだった。
案外バスは便利が良い、しかも安い、タクシーで1500円のところが100円だから、これはお得だ、乗客も2人だったし。
これからは大いにバスを利用したい、まずは自宅付近の停留所を調べ、それぞれの路線を把握しようと思う。
行きたいところはたくさんある,
また一つ、人生の楽しみ方を発見した。