80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

房総海水浴列車の製作(キハ17の動力まわり)

2016-07-17 02:38:05 | 房総方面
こんばんは。世の中3連休。しかしこちらは半分仕事モードで昨日の天気のようにパッとしません。。


さて房総夏ダイヤとは関係なく製作が進む海水浴列車(笑)。キハ17の下回りを作り始めました。キハ17は他の編成でも走れるように動力車とします。ギヤはMPギヤを使いますが、一緒に編成を組む機会が多いと思われる天プラ車にならって1台車駆動でいくことにしました。


まず日光モデルのDT19台車のボルスターをMP対応のものに取り換えます。右上がオリジナルのボルスターで隣りがMPボルスター。見てのとおり幅が違います。取付ネジ穴の上部には回転止めの突起がモールドされていて、このままではこれに当たってしまい交換できません。




突起を避けるようボルスターに切り欠きを入れる方法もありますが、センターピンと心皿が復元バネを介して正しく取り付けられていればボルスターが前後にブレることもないので、突起の方をニッパーで切り取ってしまいました。




MPギヤはWB=26mmものが手元にあったので、ドライブシャフトをカットして真鍮パイプでつなぎ直しWB=24.5mmとしました。




もともとセンターピンネジのお尻とドライブシャフトのクリアランスがほとんどないのに、真鍮パイプの肉厚分だけさらに狭くなるため、ボルスターの両サイドがやや山型になるように曲げ直しクリアランスを稼ぎました。ほんの気持程度広がったに過ぎませんが、走行性能を左右する部分なので、念には念を入れてといったところです。




床板は木製とします。標準幅の電車・気動車なら市販のMP用金属床板を使うところですが、狭幅ゆえ、真鍮板からイチから切り出さなくてはならならず面倒なため、加工しやすい木製とした次第です。ギヤの頭やドライブシャフトの当たる部分をすべてくり抜き、自家製の通称「落とし込みボルスター」を使うことで金属床板と変わらない十分な首振り余裕を確保しています。




モーターは手持ちのカンモーターを使う予定ですが、電車と違ってエンジンなどの床下機器がセンターに取り付くため搭載位置を吟味する必要があります。エンジン本体はディティールも良く、あまりカットしたくないため、ラジエーター本体を残してファンと風洞部分をカットし、これとエンジンとの間の空間に落とし込めるのではないかと踏んでいます。




もっともドライブシャフトは容赦なく貫通してしまうので、エンジンパーツはこのように左右に分けて取り付けざるを得ません。




一方、車体の方は窓抜きからサーフェーサー吹きまで終わったところです。どうしてもこの紙質ではメクレやケバ立ちが多くなってしまうので、いつもより研磨仕上げを丁寧にやる必要がありそうです。




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