80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

十和田観光電鉄モハ3603の製作(13)

2018-11-14 02:19:22 | 私鉄電車
仕事が詰まってきてしばらく工作が手つかず状態でしたが、週末の運転会に向けて十鉄を追いこみます。まずは前面窓のサッシから。

ハメコミ窓風にしたのはいいけれど、サッシ付きの窓セルをうまい具合にハメ込めなかったので、窓セルを先に入れて後からサッシを貼り込むという超メンドーな二段階戦法でいくことにした話は前々回に少し出しました。それを敢行します。

まずは天地寸法を現物合わせで微調整しながら、緩く3面折にしておいた窓セルを貼り込みます。左右のハマり具合がちょっと苦しいけど、とりあえず第1段階は突破。はみ出した接着剤は取るのが面倒なのでアルミサッシで隠してしまおうとの魂胆。ガラスが汚れて見えるのは内側の保護シートがまだ貼ったままになっているからです。




アルミサッシはプリンタシール紙から切り出すことにして、これも窓1個ずつ現物合わせで大きさを調整。




窓を抜いてシルバーに塗ったものを接着します。シールなので貼り込みは楽ですが、圧着しようと強く押すと窓セルがはずれるので手加減せざるを得ませんでした。あとで剥がれてこなければいいが・・・。




側面よりちょいサッシの「線」が太めになってしまいましたが、とりあえずなんとか第2段階も突破し、お面が整いました。




続いて平妻側に貫通幌を取り付けます。実車の貫通路はかなり狭いので、幌本体はエコーの気動車用(内寸幅9mm)を用い、これに、形状の似ている客車用の幌枠を組み合わせることにします。ただし、このままでは幅が広すぎるため、これをテンプレートにしてペーパーにケガき、狭幅のものを自作します。




左半分を写し取ったあと、内寸が9mmになるように置き直して右半分を写し取っているところ。




ケガキ線はどうしても鉛筆の芯の幅だけ太ってしまうので、あくまで目安としながら幌枠の形に切り出します。上面のカーブは結局円定規を使ってイメージに合うようにカットしました。




幌本体は上部にある突起をニッパーで切り落とし、さらにヤスリで削って凹凸を落とします。同時に幌のスジも消えてしまうので、粗めの金ヤスリで何度かこすってスジらしきものを復活しました。幌枠は軽くサフ処理したあとライトグリーンを吹いておきます。




出来あがった幌を車体に接着。んーよきよき♪しかし幌釣りまでいけずにタイムアップ。LEDの仕込みと合わせて次回(予定ではフィニッシュ)に繰り越しです。



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コメント (2)
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