石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

2月9日本日は立川クレストホテルにて自民党国立総支部新春賀詞交歓会がありました

2008年02月09日 | Weblog
 こんにちは昨日長女が買ってきた駄菓子をいただいている石井伸之です。本日は立川クレストホテルにて、自民党国立総支部新年会が行われました。

 こういった会合では、とにかく人を集めることが大変なのですが、支部総務会長の石塚議員と支部事務局長の松嶋議員があらゆる方面にお願いの連絡をされており、統一地方選挙前並の出席がありました。集客に貢献できなかった立場としては、こういった地道な努力には本当に頭が下がります。

 午前11時より、安倍内閣において政調会長を務められていた中川昭一衆議院議員より講演をしていただきました。中川衆議院議員は冒頓とした話し方ですが、しかしその内容は非常に熱く、日本の難局を乗り切る為に何が必要なのかということを中心に話していただきました。

 中川衆議院議員は松本洋平衆議院議員と同じ、銀行マン出身だけあって財政についての話から入り、何と言っても世界経済は良くも悪くもアメリカ主導の部分があるために、アメリカ大統領選挙といった重要な選挙前になると選挙後を睨む為に、物事がなかなか前に進まなくなるそうです。

 さらにアメリカの関係というと、サブプライムローンによって、アメリカの株価以上に日本の株価が下落するかということについて話していただくと、日本の株を購入する為に外資が入っており、アメリカの株価下落分の損失を埋めるために、日本の株を売却する為に、どうしても日本の株価も下落してしまうそうです。

 そういった関係からも、外国の状況に左右されないように、できるだけ日本企業の株は日本人が保有する方が望ましいそうです。もちろんリスクはありますが、タンス預金で眠っているお金があれば、日本の優良企業を育てる意味からも出資していただきたいと言っておりました。

 日本の景気浮揚については、サラサラとしたお金の流れをつくることが必要だと訴えられ、それには一部の価格が上がった時には、それを生産コストにしっかりと計上し、企業側の給与所得に反映させることが必要だといっており、物価上昇に伴って給与が上がるようにしなくては、結果的に景気が落ち込むだけになるとのことです。

 さらに、都市農業に大きな打撃を与えている相続税についても、税収が1兆円を切るご時世ですから、相続税の廃止もしくは大胆な軽減を行い、相続に左右されず安心して農業や様々な事業が次の世代に継承されるようにすべきであると自民党の中で検討されております。

 子育てについても、フランスのように一人よりも二人、二人よりも三人と考えられるような多子世帯への大胆な経済支援を行い、少子高齢化へ歯止めを掛けなければ、抜本的な改善はできません。

 そんな元気のない日本は3つの不安材料としてのSがあり、「消費低迷」「食の安全」「サブプライムローン」が問題であり、中国には3つのGだと言われ「五輪」「豪雪」「ギョーザ」だそうです。

 話しはあちこち飛び回っておりましたが、その様々な話題に対してしっかりとした中川代議士の考え方が散りばめられており、物事をはっきりと言い切る姿勢は私も見習いたく思いました。

 その後、懇親会となり松本洋平衆議院議員、保坂前参議院議員、中川雅治参議院議員、丸川珠代参議院議員といった方々が来賓として挨拶をいただきました。どうしても中川代議士が講演の中で、独身の松本代議士には「早く良いお嫁さんを探して下さい」という言葉がつづられておりましたので、来賓の方の中には松本代議士の横に座っていた丸川参議院議員がお似合いの二人だという話もありました。

 およそ80名ほどの参加でしたが、こうやって日本の中枢で進むべき道を示してきた中川前政調会長の講演をはじめとして、盛大に賀詞交歓会を開くことができたのは、自民党を応援していただける方々のおかげであると思います。自民党所属議員の一人として、みなさまのお役に立てるよう努力していきたいと思いました。
 
コメント
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