おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨日(2月19日)、ある人のカウンセリングをしていて、「この人は人の話をしっかり聴いて、内容を理解する力が抜群だな」と思いました。
世間では、「読解力(どっかいりょく)」という言葉があります。文字どおり定義すると、「文章を読み、その内容を理解する力(能力)」ということになります。
読んで理解する能力があるならば、話を聴いて理解する能力もあるのでないか、と「聴解力」なる言葉を思い立ちました。
「読解力」の定義をそのまま「聴解力」にあてはめると、「話を聴き、その内容を理解する力(能力)」と言えそうです。
「頭のよい人、悪い人」という言い方をもとに頭のよい人の条件を探ると、頭のよい人は聴解力のある人だと言えます。
さらには、
聴解力=共感力+傾聴力+着想力
という公式が成り立ちます。
聴解力のある人は、(1)相手の話に関心を持ちながら対応し、(2)相手の話をしっかりと傾聴し、(3)聴いた話をさらに膨らませ、自分のアイデアを広げることができるようです。
これからの時代は、読解力のトレーニングに加えて、聴解力の訓練も必要だと思いませんか?
ついでに言えば、聴解力は、学歴に関係なく、日々の鍛錬によってますます高まります。
<お目休めコーナー> 自宅近くの梅①
