ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
このところ、転職・事業創造(独立、起業)をテーマにしたカウンセリングが増えています。時代を反映しているのでしょうか?
そのようなカウンセリング場面で私がよく言うセリフがあります。
「感謝の行脚をされたらいかがですか?」と。
この意味は、あらたな仕事の機会を求めて「お願い」をするのではなく、お世話になった人たちを1人ひとり訪ねて「感謝」を表明して歩きなさい、ということです。
本当は、お願いに行きたいのかもしれませんが、人はお願いされると負担になり、感謝されると応援したくなる、という心理を地で行くものです。
私の次の「開運の大法則」を根拠とするものです。
お願い < 感謝
「○○さんには大変お世話になりました。今度フリーになり、新たなことを企画していますが、○○さんには、こういう機会だからこそ、感謝の気持ちをお伝えしたくて参りました」
とでも言うと、
「ところで、△△さん、今度はどんなことをなさるおつもりですか?」
と、尋ねてもくれます。
ただ、こう聞かれても、計画だけを伝えて、お願いをしてはなりません。程よいタイミングで辞去しようとするのです。
それでも、何かを紹介してくれそうな場合には、しっかりとメモを取りながら耳を傾けるのです。
お願いよりも感謝を高頻度ですること
このことを心がけていれば、協力者は必ず増えてきます。
お願いばかりしていると、人は遠ざかるものです。
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