アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

このところ、転職・事業創造(独立、起業)をテーマにしたカウンセリングが増えています。時代を反映しているのでしょうか?

そのようなカウンセリング場面で私がよく言うセリフがあります。

「感謝の行脚をされたらいかがですか?」と。

この意味は、あらたな仕事の機会を求めて「お願い」をするのではなく、お世話になった人たちを1人ひとり訪ねて「感謝」を表明して歩きなさい、ということです。

本当は、お願いに行きたいのかもしれませんが、人はお願いされると負担になり、感謝されると応援したくなる、という心理を地で行くものです。

私の次の「開運の大法則」を根拠とするものです。

お願い < 感謝


「○○さんには大変お世話になりました。今度フリーになり、新たなことを企画していますが、○○さんには、こういう機会だからこそ、感謝の気持ちをお伝えしたくて参りました」

とでも言うと、

「ところで、△△さん、今度はどんなことをなさるおつもりですか?」

と、尋ねてもくれます。

ただ、こう聞かれても、計画だけを伝えて、お願いをしてはなりません。程よいタイミングで辞去しようとするのです。

それでも、何かを紹介してくれそうな場合には、しっかりとメモを取りながら耳を傾けるのです。

お願いよりも感謝を高頻度ですること

このことを心がけていれば、協力者は必ず増えてきます。

お願いばかりしていると、人は遠ざかるものです。


<お目休めコーナー> 萩観光ホテルの庭



コメント ( 3 ) | Trackback ( )