おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
私がかなり心がけていることがあります。
相手の名前に関心を持つことです。
名刺交換をしたときなど、分かりにくかったり、珍しかったりするお名前の方には、読み方や由来をお尋ねすることがあります。
この心構えは、デール・カーネギーの「人に好かれる6原則」からきています。
なお、「人に好かれる6原則」については、下記をご参照ください。
2012年5月11日付けブログ 看護学校で「人間関係論」集中講義
ところで、名前に関心を持ったために人間関係が促進されたケースが最近ありました。
経(おさむ)さんという名の方と名刺交換をしたときのことです。
「珍しいお名前ですね。どなたがお付けになったのですか?」
「父です」
「このお名前を『おさむ』さんと呼ぶ人はまずいませんね。ところで私は、大学で経済学を学んだ時に『経済』とは『経国済民』の略で、『国を経(おさ)め、民を済(すく)う』が語源だと教わったことがあります。もしかしたら、お父様は、その経める(おさめる)から採ったのかもしれませんね」
と申し上げたら、大変感動していただきました。
あなたが出会った方のお名前に関心を持ったら、その方は、かなりの確率であなたにも関心を持ってくれるに違いありません。
◆名前の大切さに関しては、次の過去ブログをご参照ください。
2008年6月29日付けブログ 大切にするこころ(3)「名前を覚える」
2009年8月15日付けブログ 雑草といふ草はあらずといひたまひし先の帝
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