おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月29日)は、10:00~15:00にヒューマン・ギルドでアドラー心理学ベーシック・コース(平日コース)の最終回を行っていました。
勇気づけのペアでの演習、共同体感覚の講義に続き勇気づけの講義と演習を行いました。


アドラー心理学ベーシック・コースは、SMILEと共に3つの養成講座-(1)アドラー・カウンセラー養成講座、(2)SMILEリーダー養成講座、(3)ELM勇気づけトレーナー養成講座-に進むために欠かせない講座です。
詳しくは、ヒューマン・ギルドのホームページの 「カウンセラーになりたい」 と 「心理学を学びたい」 をご参照ください。
◆次回のアドラー心理学ベーシック・コース は、次の予定で行います。
●土日コース 7/7.8.21.22(土日・全4日間)
●平日コース 9/7.14.21.28.10/5.12(金・全6日間)
さて、ここからが本日のテーマです。
アルフレッド・アドラーによる愛の定義を紹介します。

もしも愛と結婚の意味を問われたら、私は、不完全かも知れないが次のような定義をするだろう。
愛と、結婚におけるそれの成就は、身体的に引きつけられること、交際、子どもを生む決心において表される異性のパートナーへのもっとも親密な献身である。
愛と結婚は人間の協力にとって本質的である。その協力は2人の幸福のための協力であるだけでなく、人類の幸福のための協力である。
*『人生の意味の心理学 下』(アルフレッド・アドラー著、岸見一郎訳、アルテ、1,800円+税)の第12章「愛と結婚」
この定義のポイントは、
1.「身体的に引きつけられること」というのは性のことで、その点が夫婦で重要な要素を占めていることです。そのことが、「子どもを生む決心」としても表されています。
2.愛と結婚で大切な2つ目の要素は、交際(交流)のことで、夫婦間の対人関係、俗な言い方をすると、夫婦間の仲の良さです。
3.3番目は、夫婦間の協力です。
3.については、次回もっと詳しく触れることにします。
ご期待ください。
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