おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
アドラー心理学ブームに関係する3つのことをお伝えします。
1.『超図解 勇気の心理学 アルフレッド・アドラーが1時間でわかる本』のご紹介
2.『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』またもや増刷
3.『子どもを勇気づける教師になろう!』重版に
1.『超図解 勇気の心理学 アルフレッド・アドラーが1時間でわかる本』のご紹介
アマゾンで『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』を見ようとすると、必ずと言っていいほどこの本も出てきます。
書店でも並んで置かれていることが多いようです。
学研の小澤さんからいただいていたので、読んでみました。
著者の中野 明氏は、経営学者のドラッカーやマーケティング学者のコトラーなどの本を平易に書いている作家、ノンフィクション・ライターです。
アドラー、あるいはアドラー心理学の本も読み込んで書いたようです。
印象は「なかなかやるな!」というところです。
もともと春秋社版の『人生の意味の心理学』『人間知の心理学』(共にアドラー著)を読んでいたとはいえ、短期間でアドラー関連の本を読みこなし、ここまで書いてしまうとは、大変な資質をお持ちの方です。
細かい点で「どうかな?」と思える点はあるにせよ、この本が売れていくことを妨げる気持ちはありません。
2.『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』またもや増刷
昨日(7月8日)の朝日新聞に 『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)広告が掲載されていたようです。
小島まり子さんのフェイスブックの記事で知りました(写真は小島さんのものを借用)。
公式には7月3日発売の 『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』が先日の5千部に続き、今度は1万部の増刷になりました。
これで、合計2万5千部です。ありがたい気持ちでいっぱいです。
(株)日本能率協会マネジメントセンター出版事業本部の久保田 章子さんからお知らせいただきました。
ヒューマン・ギルドでは、新規に100冊発注しました。
書店からも100冊単位の受注があるのですって。
久保田さんは、別のメールにこんなことを書いていらっしゃいました。
講座に参加させていただいたのも、4人で、「アドラーの幽霊は??」などと、喧々諤々打ち合わせしていたのがつい最近のことのようですが、もう7、8ヶ月前のことなんですね!驚いています。
この本は、アドラー心理学ブームが到来する以前から企画を進めていたものです。
促成栽培で出した本ではなく、練りに練って構想を温め、久保田さんからはさんざん書き直しを要求され、「すべては読者のため」と完成させた本なのです。
だからこそ、Amazonでの商品ランキングで次のように、ジャンルごとに5位以内になるべくしてなっているのです。
7月8日18:00現在
Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 115位 (本のベストセラーを見る)
4位 ─ 本 > 人文・思想 > 心理学 > 読みもの
4位 ─ 本 > 人文・思想 > 心理学 > 心理学入門
5位 ─ 本 > ビジネス・経済 > ビジネス実用
ちなみに、3人の方が カスタマーレビュー を書いてくださっているようです。
3.『子どもを勇気づける教師になろう!』重版に
私と永藤かおるさんとの共著『子どもを勇気づける教師になろう!』(金子書房、1,600円+税)が重版になる旨、金子書房 編集部の鎌田さんからご連絡がありました。
昨年12月に刊行しました『子どもを勇気づける教師になろう!』がお陰様で、重版(2刷)の運びとなりました。
重版のボリュームは違っても、教育&心理学の専門出版社から重版になることは、うれしさにおいて変わりはありません。
近月初めの『勇気づけの心理学 増補・改訂版』の増刷(累計16,700冊)を含め、金子書房さん、ありがとうございます。
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