アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(7月21日)の朝日新聞第2面に7月18日に発売された 『「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣』 (朝日新聞出版、1,300円+税)の広告が掲載されていました。

       ココ
        


売れ行きも順調のようです。

「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣
働く人のためのアドラー心理学
岩井俊憲
朝日新聞出版


NHK大河ドラマの『官兵衛』が、本能寺の変を経ていよいよ秀吉の天下取りに入る局面を迎えました。

大河ドラマでは、信長が明智光秀に討たれたことをことを知らせる官兵衛が秀吉に「好機ですぞ、殿」と伝えるシーンがありました。
毛利勢との和議も官兵衛なくしては実現しませんでした。

ところで、谷沢永一の『嫉妬する人、される人』(幻冬舎、1,300円+税)では、司馬遼太郎の『播磨灘物語』をもとに、秀吉が黒田官兵衛に対して嫉妬が高じて恐れになっていたことが書かれています。

嫉妬する人、される人 (幻冬舎文庫)
谷沢 永一
幻冬舎

その証拠に、天下を取った後の秀吉は、官兵衛に対して豊前小倉13万5千石しか与えませんでした。
これは、前田利家に加賀百万石を与えたのと比べると、処遇に差がありすぎます。

こんなエピソードがあります。ある席で並み居る人たちに秀吉が

「もし私がここでポコッと死んだら、だれが後の天下を取るか」と尋ねたとき、

「それは三河殿(家康のこと)か、あるいは利家侯か、あるいは・・・・」

と名前が上がったのに対して、秀吉は一言、

「違う、あの官兵衛よ」

と断じたエピソードが書かれています。

谷沢氏は「秀吉が天下人になったからは、官兵衛にこの世にいてほしくなかったのではないでしょうか」に続いて、「嫉妬の極まりは、『恐れ』と『憎しみ』。意識の中で『抹殺する』というところまで、嫉妬はつき進んでしまうのです」と結んでいます。

◆怒りだけでなく、嫉妬や劣等感などを扱う「感情のコントロール法」を11月30日(日)に開催することにしました。
本日中にヒューマン・ギルドのホームページで告知します。

<お目休めコーナー> 7月の花(21)

 

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