おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(10月26日)は新潟県上越市の上越地域振興局の4階会議室で新潟県庁職員の24名を対象に「係長・主査向けセミナー」として
勇気づけのリーダーシップ
~チームリーダーとしての対人関係能力を高める~
と題する研修を行っていました。
(上越地域振興局4階から見えた高田公園)
(桜の木に囲まれた蓮の池)
研修の一部のところで「自己変革」にからむ演習を行った際に私は【優先順位】と【劣後順位】の話をしました。
この対比について私は確か、小倉 広さん(株式会社小倉広事務所 代表取締役、一般社団法人 人間塾 代表理事、一般社団法人 日本コンセンサスビルディング協会 代表理事)の本で読みました。
やるべきことを決める【優先順位】については、私たちはかなり意識していますが、それと同じくらいやらないことを決める必要があるし、それに基づいて【劣後順位】を決めなければならないはずです。
私は今年になって【劣後順位】あるいは撤退計画を練り、ある社会福祉法人の理事、一般社団法人の顧問を退任しました。
若いうちは「モア・アンド・モア」を求めて積み上げていく生き方もいいかもしれませんが、ある年齢になると、意識的に「レス・アンド・レス(less and less)」にギア・チェンジをして、生き方の計画的な減量化を図らないと身が持ちません。
そんなことを考えながら、受講生に講義をし終わったところの休憩時間に(株)日本能率協会マネジメントセンター 出版事業本部の久保田 章子さんから
『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』と『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』がそれぞれ重版になります!
とのメールを受け取りました。
『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』27刷
『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』7刷
『マンガでやさしくわかるアドラー心理学2実践編』を含めた3冊の合計は208,500部に達します。
「レス・アンド・レスにギア・チェンジ」なんて書きながら本の売れ行きは「モア・アンド・モア」がうれしい私です。
<お目休めコーナー>10月の花(24)