アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月30日)は1日オフの日。

ふだんできないこと、この日でなければできないことを家族と楽しみました。

あるテーマの本もじっくり読めました。

さて、一般社団法人人間塾 主催の「【岩井俊憲×小倉広】対談 ”本音”のアドラー心理学」のことについてです。


(人間塾のフェイスブックから借用)

まずは、たくさんの方々がフェイスブックやブログにご感想を書いてくださっていることに感謝申し上げます。


森智子さんのフェイスブックから)

私は昨日のブログでとても楽しく『本音』を語れたのですが、80枚ものスライドを用意して臨んだ割には20%に未達成感が残った【岩井俊憲×小倉広】対談 ”本音”のアドラー心理学対談でした」と書きました。

今日は【対談 ”本音”のアドラー心理学】で伝えたこと、もっと伝えたかったことについて書きます。

アドラー心理学にとって大切な価値観は「共同体感覚」で、その価値観を私たちの行動の判断基準にとして「良い/悪い」「正しい/間違っている」よりも共同体にとって「建設的/非建設的(時に破壊的)」の軸に置いていることが大きな特徴です。

そしてさらに、アドラー心理学を伝える人の中で時々見られる「決めつけ」を避け、「やわらかな決定論(soft determinism)」によって「・・・かもしれない」「・・・の可能性がある」という言い方をしよう、と提案しました。

このスライドから小倉さんは「仲間で学び合うこと」「良き師をもつこと」をきちんと補足してくれました。

冒頭部分で私は「なんでもかんでも目的論」で語ることのワナを力説しました。

その際に、用意していた次のスライドを映すのをぬかっていました。

これはどういう意味かというと、アドラー心理学は「仕事・交友・愛のライフタスクに直面したとき、行動を起こす際に意思・意図を持って行動する【目的論】で捉えられる」のですが、「ライススタイルの形成においては、遺伝・器官劣等性・生育歴などの影響があることを認めている」ということです。

しかしながら、最終的・決定的なライフスタイルの形成の貢献者は本人だとみなします。
つまり、ライフスタイルの形成やライフタスクへの取り組みは「自己決定性」が支配しているのです。

以上対談の強調部分、不足部分をお伝えしました。

そして、何よりもお伝えしたかったのは、この企画をしてくださった小倉 広さん、それを支える人間塾のメンバー、ご参加の方々、シェアしてくださっている方々への心からの感謝です。

ありがとうございました。

<お目休めコーナー>10月の花(27)

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