おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(8月25日)は、8月末に 会員 向けに発信するニュースレターの完成に力を注いでいました。
投稿者が11人もいる、今までで最高レベルの紙面になりました。

そのうち5人(私を含む)がご自身の本の紹介をしています。
私は「巻頭言」の「未来を拓くヒューマン・ギルドの新たな展開」で『男と女のアドラー心理学』拡販キャンペーンを次のとおり打ち出しています。
(1)『男と女のアドラー心理学』を5冊以上、加えてヒューマン・ギルドで扱う本を合わせて10冊以上を単位として同一送り先指定でご注文くださる方(会員限定)に次の特典を用意しました(9月15日まで、送料サービス、入庫次第お送りいたします)。
1) もれなく『男と女のアドラー心理学』を1冊贈呈いたします。
2)ご注文の冊数を定価の1割引きでご提供します(『男と女のアドラー心理学』ならば@1,512円のところ@1,360円)
3)必要ならば、岩井のサインを入れさせていただきます。
(2)拡販策にご協力いただく方法として『男と女のアドラー心理学』を
1)フェイスブック、ブログ等SNSでご紹介をお願いします(必須)。
2)アマゾンでの書評を期待しております。
10冊単位で仕入れが困難な方も、今度産み出される『男と女のアドラー心理学』の健全な育成にご尽力のほどよろしくお願いします。
※『男と女のアドラー心理学』1,400円+税は1冊からでも販売、発送いたします。
1冊送料240円、2~3冊送料360円、4冊510円、5冊(7,000円)以上からは送料サービス。他の書籍と合わせてご注文下さい。
※ご注文方法 メール: info@hgld.co.jp Fax:03-3235-6625 電話:03-3235-6741
(種類と冊数が多い場合はメールかFaxをご利用いただけると助かります)
ご注文をお待ちいたしております。
※ヒューマン・ギルドの販売書籍はウェブサイト https://www.hgld.co.jp/products.html からご確認下さい。
さて、読書の秋に備えてアドラー心理学に関心のある方への必読本の紹介です。
ヒューマン・ギルドにも在庫がございます。
『アドラーと精神分析』(和田秀樹著、アルテ、1,800円+税)
著者は、フロイトの流れを汲む自己心理学の第一人者の精神科医(国際医療大学大学院教授)で、著書600冊以上の和田秀樹氏。
「にわか勉強を始めた」アドラーの理論や実践法をかっちりものにしています。
この本の結論は、次の記述です。
精神分析とアドラー学派は、ある意味、対立しているように見えながらも、実際にはお互いが影響し合い、発展してきたと言ってよい。
そして、精神分析の中で生き残っている学派も精神分析から別れた学派も含めて、心理療法の有力な理論のほとんどすべてにおいてアドラーの理論が影響を与えているという点は非常に驚くべきことである。
(第2章 「初期精神分析とアドラーの決別」 P.66)
和田氏は、今では当たり前になっている治療者と患者の対等の関係性を称え、「現代の精神分析は、そのアドラーの先見性を追いかけていると言ってもよいように思われる」と書いています。
内容の大部分は、フロイトがアドラーと決別後に自分の理論のモデルチェンジを行ったことから現代の精神分析まで大部分が精神分析の理論ですが、アドラー心理学のカウンセリングに関心のある方なら読んでおかなければならない本です。
章立ては次のとおりです。
第1章 精神分析の基礎理論
第2章 初期精神分析とアドラーの決別
第3章 精神分析とリアルな人間関係
第4章 性の問題について
第5章 意識と無意識
第6章 共感の位置づけ
第7章 劣等感をどう見るか
第8章 アドラーと現代精神分析(特に自己心理学)、ポストモダンの精神分析
<お目休めコーナー>8月の花(22)

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