おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(9月25日)は、羽田空港発のANA機で庄内空港に舞い降り、今日の研修のために某企業を訪問しました。
昨年9月に行った管理者向け研修が好評で、その下の階層の研修を本日行うためです。
午後の時間が余ったので、酒田市の飯森山文化公園内の一角にある 土門拳記念館 に立ち寄りました。
土門拳(1909~1990)は、徹底したリアリズムにこだわった報道写真や、寺院仏像など日本の伝統文化を独特の視点で切り取った作品を残した昭和を代表する写真家で、私はこの人の仏像の写真が入江泰吉と並んで大好きです。
代表作には、古寺巡礼の他にヒロシマ、筑豊のこどもたちなどがあります。
館内に「撮影禁止」の表示がないので、売店の方に「この記念館は写真を撮ってもいいのですか?」と尋ねると、「どうぞ。ここは写真記念館ですから」との返事が返ってきました。
一番右は右半身不随になった土門拳が左手で書いた「古寺巡礼」の書です。
上は、仏顔と仏足。
私は、こんな写真が好きです。
酒田に7歳までしか住んでいなかった土門拳は、全作品の7万点を郷里酒田市に寄贈したのだそうです。
土門拳と親交のあった芸術家たちが記念館の建設にあたって力を結集したパートもありました。
思いがけない喜びを味わえた研修前日の一コマでした。
<お目休めコーナー>9月の花(23)
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